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「おーおー。ジャックくんったらやる気満々」
「カみすぎてミスるなよ、1年坊」
「みんな、いくぞ！」
「「「「「おうっ！」」」」」
私たちは作戦を実行するために動きだした
「んじゃ写真撮るよ〜。
自撮り棒の位置は…こんぐらいかな？」
「盛れてる盛れてる！せーのっ」
サアアー……
「「えっ！？」」
男性ゲストの手にあった展示品がサラサラと砂へと変化した
「持ってた宝物が……砂になっちゃった！？」
「冗談きついって！次は壊さないようにしてよ〜〜？」
「俺が壊したわけじゃないっつーの。
まあ、他の宝物で写真撮ればいいよ！
お、この首飾りイケてんじゃん。次はこれにしようっと。
はい、ポーズ……」
また新しく選んだものも、砂へとなった
しかし、その後も選ぶ展示品が尽く砂へとなっていき、ゲストたちは驚きの声を上げる
「また砂になった！？
これも……これも、これも……これも！
触った宝物が次々と砂に変わっていく！
一体どうなってんの！？
え〜〜……なんか気味悪い……なあ、もう出ようぜ」
「………………。」
「ちょ、お前まだ写真のためのポーズとってたの？
もういいって！」
「………けない…………」
「え？」
ぽつりと小さく呟いた女性ゲスト
その言葉を聞き取れなかった男性ゲストは聞き直した
「う、動けないの！！」
「はあ！？そんなわけ……
うっ！お、俺も動けなくなっ……んぐぐ！」
「あいつら一体どこに行ったんだ………」
「早く見つけないとまずいことになるぞ。
あの観光客たちはなにも知らないんだ！
万が一“呪い”の犠牲になっちまったらどうする！
まさか展示品の中に、本物の海賊のお宝が混ざり込んでいたなんて……！」
何故か、突然体が自分の意思で動かなくなり、話すことも出来なくなってしまったゲストたち
原因がわからないために恐ろしさを感じていると、それを更に煽るようなタイミングでサバナクロー寮生がやって来る
彼らの話す内容は耳を疑うものだった
「ゴーストになった今でも幽霊船でさ迷う恐ろしい海賊たち……自分のお宝に手を出す奴は絶対に許さないらしい。
執念深く追い回して、命をも奪うとか……」
「もう何人もコロシアムに入ったお客が消えちまった。
きっと海賊の呪いだぜ！」
「『触らないでください』って看板を立ててたのにまさか宝に手を出すャッがいるなんてよ！」
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哭狼 - 江さま、続編おめでとう御座います！凄く面白かったです、サバナクローの脅し+αに夢主の迫力演技に推しの呪いの金貨エピソードが出て来てニヤニヤでした最高です！海賊レオナ寮長に見惚れる夢主が可愛い！途中で帰って手料理とか最後までラブラブでご馳走様でした。 (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 8f6a028458 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様。コメントありがとうございます！えっへぇぇて笑 そしてすごい好きって沢山言われた笑 とても嬉しいです笑 これからも楽しく読んでいってください！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - えっへぇぇ、めっちゃ好きもう好き話すき面白くて好きすきすきです。 (2020年12月11日 14時) (レス) id: 1fc8fa02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年12月7日 22時
