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「…ごめんな、来るの遅なってもうて、、、。
不安にさせてごめんな。ほんま俺、アホでしょうもないねん、、、。
Aにもう会いたないって言われたらどうしようとか、、怖くてこんなに遅なってもうた。ビビリで、自分勝手で、ほんまごめん、、、。」
『ううん、、っ、そんなことない、、っ、崇裕が私のこと大切にしてくれてること、分かってる、、。
私も、一緒だから、、、。怖くて、、、会いたいって言えなかった、、
ごめんね、、、。』
「…似たもの同士やな、俺ら、、笑」
『、っ、へへ、、そうなのかも、、、笑』
「なぁ、A、？
もしかしたらまた、Aのこと苦しませてまうかもしらん、Aのこと不安にさせてまうかもしらん。
やけど俺、Aのこと好きで好きでしゃあないねん。
…何があっても俺、結局これなんや。Aのこと愛おしい気持ちに戻ってきてまうねん。」
『っ、、、』
「これからも俺、会いに来てええ、、、？」
『、、、っ、、、ぅ、、、っ』
「……、
返事ないなら、、勝手にオッケーにすんで、、？」
『っ、、、へへ、、っ、
当たり前じゃん、、っ、！』
「ふへ。笑
………愛してんで、A。」
『、んっ、、、、っ、あた、しも、、っ、、
愛してる、、、崇裕、、、っ、、』
抱きしめとる手を緩めて少し身体を離すと、俯いて顔を見せようとしないA。
そっと頬に手を添えると、ゆっくりと顔を上げてくれた。
涙でグシャグシャになったその顔は、嬉しくないかもしらんけど、俺には世界で1番可愛く見えて。Aのことが愛おしくてたまらんかった。
ゆっくりと目が合うと、Aはそっと目を閉じて俺たちは唇を重ね合った………..
.
.
_________思い返せば、この時が‘A’と‘俺’が会話できた最後の日やった。
きっと、この頃はもうほとんど意識は混沌としとったはずやのに、驚くほどスムーズに意思疎通ができた。
もしかしたら仲違いをした俺らに神様が最後のチャンスをくれたんかもしらん。
何度も何度も抱きしめ合ってキスをして、Aは幸せそうに笑っとった。
……A。
もう、怖くないか？
苦しくないか、、？
大丈夫、俺は幸せやで。
Aのそばに居れるだけで、それだけで幸せや、、、。
.
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ふう(プロフ) - キリアイさん» コメントありがとうございます！訳あってこのお話から離れていました。もう皆さん忘れてしまっているかな…と思っていたので、待ってていただけてとても嬉しいです！ありがとうございます(^^)これから厳しい現実に立ち向かっていく2人を応援していただけたら幸いです。 (2022年9月19日 18時) (
レス) id: 5f1038965c (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - 感想失礼します。更新、待ってました。もう、涙でいっぱいです。2人には、幸せになって欲しい。でも、難しい現実。これからの展開を楽しみにしています。ふうさんのペースで、頑張ってください。 (2022年9月19日 18時) (レス) @page40 id: c611dfe356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年9月10日 16時
