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「お前がそっから一歩でも動いたら……小鳥遊を殺す」
「「！！」」
突然の、殺す宣言。
隼人の行動次第で……私は、殺される。
てかなんで私ー。
疑問なんだけど……
「どうしたこいよ。
……はったりだと思うなら、リモコンも、小鳥遊も、取り返しにこいよ」
隼人の目が、戸惑いに揺れる。
やめろ！やめろ、甲斐！っとみんなが止める声が聞こえた………
私も、囚われの身でありながら……隼人に目で訴えた。
来ないで、お願いだから、来ないで……っと。
「……てめェ」
「おい、来いよ。おい」
「上等だ……」
先生の挑発に乗った隼人の声は、震えていた。
お願いだから……来ないで、先生の手で、私を殺させないで……
「名乗り出ればいいんでしょ？！」
今にも一歩踏み出しそうな隼人を遮ったのは……唯月だった。
唯月の声に、隼人の動きが止まった。
「……言ったよね、澪奈のフェイク動画の投稿者が名乗り出れば、今日死人は出ないって。
ってことは、冬華も殺さないって事でしょ？！」
「そうなるね。
でも意外だなあ、さっき喧嘩した小鳥遊を守ろうとするなんて」
「それは…関係ないでしょ、
喧嘩したって、冬華は友達なんだから……そう簡単に殺させない」
唯月のその言葉に、目頭が熱くなった。
溢れた涙が……先生の腕を濡らす。申し訳ないと思ったけど、止まらなかった。
嬉しくて。
「唯月……」
「誰なのよ……さっさと名乗ってよッ！！」
「分かってんでしょ！
冬華が……みんなが助かるにはアンタが名乗り出るしかないんだよ！！！」
焦り、戸惑い、
波紋が広がっていく……みんなが口々に助けを求めた。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いちきんぐさん» あぁ！ごめんなさい！ありがとうございます笑 更新ゆっくりかと思いますが、頑張ります！ (2019年2月17日 7時) (
レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
いちきんぐ - 石倉くんの漢字が岩倉くんになってましたよ 更新楽しみにしてます (2019年2月17日 6時) (レス) id: 1eed6503a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2019年2月16日 23時
