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「……はぁ？何いきなり？」
さっきのトイレでの一件から、
2人は険悪な雰囲気だった………
唯月は挑発的に、香帆はなるべく平然を装って。
「どうして急に話さなくなったの？」
「あんたに関係ないでしょ」
その言葉は、いつもの香帆とは違って、冷たさを帯びていた。
誰もが、おかしいと思っただろう。
「…どうしたの香帆……」
「なんでもなーい」
香帆は何食わぬ顔で前を向いた。
いつものように、なるべく明るい口調で。
「…もし女子がやったなら……犯人は茅野じゃない？」
「えっ…！？」
さくらを犯人扱いしたのは、涼音だった。
昨日、涼音の彼氏である中尾は先生に殺されてしまった……その、腹いせだろう。
「だって澪奈のことずっと追いかけ回してたじゃん」
「確かに、1番奴 隷が当てはまる！」
「だから、さくらは奴 隷なんかじゃない！
何でそんな事言うの……」
さくらは、みんなの奴 隷なんかじゃない……
ちゃんと、自分の意見を持って、澪奈の死と向き合うために動いてる……
何もしてない人より、何倍もマシだよ！！
「ちょっとさあ、冬華。
調子乗ってんじゃない？」
「は、？」
声のした方を見れば、唯月が私を睨みつけていた。
こんな怖い唯月の目を見たの……私は、初めてだった。
「昨日も、奴 隷なんかを庇ってさ。
しかも……自分は悪くない、みたいな？
あんただって、澪奈が死ぬ前に喧嘩してたでしょ？
あんたも悪いんじゃない？」
「っ……」
返す言葉が、見つからなかった。
澪奈の死に関しては、私だって、悪い。でも…さくらを庇った事を否定される筋合いはない。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いちきんぐさん» あぁ！ごめんなさい！ありがとうございます笑 更新ゆっくりかと思いますが、頑張ります！ (2019年2月17日 7時) (
レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
いちきんぐ - 石倉くんの漢字が岩倉くんになってましたよ 更新楽しみにしてます (2019年2月17日 6時) (レス) id: 1eed6503a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2019年2月16日 23時
