＃１５８ ページ8
それから、暫く休んでいた学校にも行けるようになった
そして…普段通りの生活に戻るにあたって、やっと今まで聞かされなかった内容を大まかに話して貰えた
事故に遭う少し前から、私が何者かに跟けられていた事
その犯人が呪術関係者である可能性が高く、命の危険を感じた為 高専から護衛を二人 派遣されていた事と
それが、私の頭に流れた映像のお二人である事
その後 悟さん達に任務が引き継がて…犯人によって私は事故に遭うよう仕向けられた結果が今である事
ずっと、目覚めて直ぐに話した硝子が"今度こそ"と言った言葉が気になっていた…だから、お二人から詳細を聞いて納得した
私の護衛の最中に、私が何らかの理由で一人になった所を狙われてしまったんだ…と
だから硝子は、今度こそ私に危険が降り注がぬようにと言ったんだわ
と言っても、可能な限りは護衛として二人が傍に居てくれる為 本当に一人きりになるのは校舎内のみ
登下校時には既に悟さん達お二人と合流するので、普段の生活に戻って一週間程経つが 今の所身の危険を感じる事は一切無い
そうして分かった事
悟さんも傑さんも、決して護衛任務に対して手も気も抜いていない…
こんなにも護られた状態で、私はどうして一人きりになったのかしら…
しかも事故は車との接触だったとか…つまり、校外で事故に遭ったという事
これだけ全ての時間を護衛に当ててもらっているのに、あのお二人が自ら私を一人きりにするとは思えない
…つまり、私が自ら一人になるように行動したという事？
A｢ﾊｧ…記憶のないままじゃ、考えても埒が明かないわ｣ﾊﾟﾀﾝｯ
図書室で一人、本に目を落としながら考えてみたが進展は無く…
平和な時間の流れる廊下を歩いて教室へと向かう
＿傑｢校内でも油断は禁物だよ。以前の転落の事もあるし…私の呪霊が何体か見張りとして居たとしても100%安全では無いからね｣
初めて危険を感じた時、相手の影を見掛けて階段から転落し怪我をした事も説明されたが
それすら綺麗さっぱり忘れてしまっている私には、まだいまいちピンと来ない
……筈なのに
A｢…っ｣ﾋﾟﾀｯ
図書室から自分の教室へと向かう道中の階段で、ふと胸がざわついて足が止まった
…もしかして、ここで…
確か、私はその時 階段から落ちて頭を強く打ったって…
勿論その記憶は今は無いけれど、確かに感じる この階段への恐怖に似た嫌悪感
A｢…私が…狙われる理由って…｣
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P(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。この章内か、次の章では確実に落ち着きます！ (2022年4月30日 10時) (
レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五条悟と夢主ちゃんはいつ結ばれてますか？ (2022年4月30日 0時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P | 作成日時：2022年4月4日 0時
