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#181 ページ31

悟side

正道「では、引き続き 頼む」

傑「はい。失礼します」


ガラァ…


任務の報告を終えて、傑と俺はAの元へと向かった

悟「……傑」

傑「…!」

俺の少し前を歩く傑が、足を止めた俺の呼び掛けに振り向く

傑「……何だい」

悟「俺…正直、呪術界の繁栄とか…五条の家がどうとか…今でもやっぱ どうでも良くて…

全部 あいつと一緒になれる為ならって受け入れて来た…

俺が 大人しく上の言う事 聞いてれば、Aの身の安全は確保してくれるって約束だったし
俺自身も、堂々とあいつに名乗り出れるまで…その時出来る最前の方法で守ろうって決めてた」

傑「…悟?どうしたんだよ、急に…」

悟「俺…これでも、傑には感謝してんだぜ…?

本来なら、未だに俺は あいつと関わる事無く…人伝に報告を受ける生活を送ってたと思う

けど、多少 無茶だったとしても…Aと直接 会話が出来て、手を伸ばせば触れられる距離に居られる関係にしてくれて…
写真や報告書だけじゃ知り得なかった事も沢山 知れた

……傑のお陰だって、ちゃんと理解してる」

…まぁ、あの日 傑がAに声を掛けて関わる様になっちまったから…結果 こんな風になったとも言えるけど…

悟「俺は十分……夢見させて貰ったよ…あいつの隣で…」

傑「……悟…っ……もういい、止めてくれ…!違うんだ…っ」

悟「だからさ…傑から あいつに言ってくれよ…」

傑「……言うって…何…を……」

悟「婚約を破棄したいと申し出ろって……きっとまだ間に合う

Aが親父さんに申し出て直ぐに、俺も援護するように それを受け入れると申し出る

多分、俺から婚約破棄を言い渡すのは難しい…元々言い出したのは俺だしな

それに、Aがはっきりと婚姻破棄を言い出せば…Aの親父さんもAの身の危険を案じれば受け入れるだろ」

傑「……馬鹿言うなよ…悟の気持ちはどうなる…っ……本心なんかじゃないんだろう!?」ガッ!

悟「…………わっかんねぇんだよ…っ…じゃあ、俺があいつにしてやれる事って他に何がある!?

いつだって口を開けば怒らせたり悲しませたり…!
俺は傑みたく上手く立ち回りなんか出来ねぇし、何とかしてやりたい…こうなりたいって思う程に…結果はどんどん悪くなる…っ」

俺はあいつが…Aが笑っててくれれば、それだけで幸せなのに…っ

傑「……君達は本当に、どこまで世話の焼ける…」ボソッ

悟「…は?今…なんて…「あ?何だ…お取り込み中か?」


「「…!?」」バッ

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑   
作品ジャンル:恋愛
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P(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。この章内か、次の章では確実に落ち着きます! (2022年4月30日 10時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五条悟と夢主ちゃんはいつ結ばれてますか? (2022年4月30日 0時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2022年4月4日 0時

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