+++++ ページ39
.
2人に近寄った私に転校生はすぐに気づき、そんなことを言ってきた
「あっ、そや!Aさん!このお爺さんは」
「リクオくんの祖父だろう?知っておる」
「え、あ、もしかして知り合いやったん?」
「まあそんなところじゃな、のうAちゃん?」
「なんだ?リクオくんのお爺さん」
わざとらしくちゃん付けしてきたぬらりひょんに少しばかりイラッとした私は、こちらもわざとお爺さんの部分を強調して言ってやればぬらりひょんはひくりと口元をひくつかせたのだった
▽▲▽▲▽
あの後、私たちは場所を移し近くの公園に来た
「ふーん…なるほどのう。
立派な陰陽師になるために1人で東京に修業へねぇ━━
えらいねぇ━━━━」
「いえいえ。がんばります」
転校生はぬらりひょんより恵んでもらった菓子やもちをモグモグと平らげていく
よほど腹が空いていたと見える
「花開院は陰陽師の中でも一番という程の有名な所だろう。
転校生はなぜこんな場所に1人で修業なんぞしに来たんだ?」
「……Aさんからそんな質問されるとは思わんかった」
「普通に疑問に思うところだからな」
「そもそも
それについては400年前からの付き合いだからとは、流石に口が裂けても言えない
「Aちゃんの言う通り、まだ若いんじゃ。
こんな無茶な生活せんでものう?」
「いえ…えーんです。自分が望んだことですから。
モチベーションたもって…
必ずこの街に棲うという大妖怪ぬらりひょんを…
倒すんです」
いやそれ今お主の隣におるが??
「ホホホ…まぁカンバレや━━━」
「案外近くにそうだがな、その妖怪」
.
598人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - printemps(プランタン)さん» そうなんです。一応最強設定ではありますので…^^; (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - しろくまさん» ご期待に添えたようでよかったです(*^^*) (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - もう知ってるけど、夢主最強説 (2020年5月17日 10時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま - 更新ありがとうございます!わぁ(*´▽`*)リクにお応えして下さりありがとうございます!めちゃくちゃ面白かったです笑 鴆様流石ですし、狒々のなんとも言えない子供感がたまらなかったです!楽しみに待ってます!更新頑張ってください! (2020年5月16日 20時) (レス) id: 4a9ec96a98 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 木乃伊さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年5月16日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:江 | 作成日時:2020年3月21日 20時