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「も一、探したっスよ。
Aくん、見つけてくれてありがとっス。
レオナさん、今日は補習の日ッスよ」
「はあ…うるせえのが来た。
Aお前呼んでんじゃねぇよ」
「私は寮長の命令よりラギー先輩の命令にどちらかというと重きを置いてますので」
「いい度胸だ」
寮長は私の首元に腕を回すとそのまままた寝っ転がった
それに私は当然、巻き込まれる
「グエッ」
「俺はAともう一回寝る」
「ダメっスよ！
レオナさん、ただできえダブってんスから。
これ以上留年したら、来年はオレと同級生ッスよ？」
「待って無理です寮長離して」
顔に熱が集まるのを感じながら私は早口でそう訴えるも寮長は見事に無視してきた
「あー、うるせえな。寝かせろいいから。
キャンキャン言うんじゃねぇよ、ラギー」
「オレだって言いたかないッス。
もー、やればできるのになんでやんないんスかあ。
ほら、起きて行くッスよ！
てかAくん顔真っ赤になって可哀想だから離してあげてくださいっス」
「チッ………
今度他の縄張りに入る時には気を付けろよ、草食動物ども。
…Aお前、何真っ赤になってんだ」
「無理、ほんと無理。
私今男子校に今居ますけどパーソナルスペースに家族くらいしか入れたことないんです！！
無理！恥ずか死ぬ！！」
自ら抱きついたりするのとはまたこれは違う
突然ではあったものの、異性からこんなに近づかれるのは初めてだ
「………免疫なさすぎねぇか、お前。箱入り娘かよ」
「うちの育て親と兄弟、超過保護だったので……」
本当、マジで
父さん"男は狼、近づいたら食われると思え！"と人一人殺せそうなほど鋭い眼光でよく私に訴えてくるくらいには
燐は典型的なワーワー言葉で気をつけろだなんだと言うタイプで、雪男に関しては近づく男みんな叩き潰しに行くタイプだったから
「ハッ、まぁいい」
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
