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「Aちゃんそれ韓国語だよ」

「なんか耳に残ってるんだよね、カムサハムニダ」



また話が脱線しかけた



「ディアソムニア寮は…いたいた。
あの食堂の奥の特等席に固まってるメンツ。
黄緑と黒の腕章が目印。
あそこはなんつーか、超セレブっていうの?
俺たち庶民が話しかけづらいオーラ放ちまくりなんだよね。
寮長からして近寄りがたさMAXっていうか……」

「そうですか?」



私のクラスの友人ディアソムニアだからあまりそんなことは感じなかったし、みんな私の魔法の特訓に付き合ってくれてる人達だから私には親しみのある寮なんだけど



「あれ?子どもが混じってる」

「うちの学校は飛び級入学生アリだからな。
でも彼は子どもじゃないぞ。俺たちと同じ3年生の…」

「リリアじゃ。リリア・ヴァンルージュ」

「「「「「!!??」」」」」



突然頭上に逆さまになるようにして現れたリリア様に私たちは全員驚いた



「お主ら、わしの年齢が気になるとな?くふふ。
こんなピチピチで愛らしい美少年のわしだが、確かにそこのメガネが言うように子供とは呼べない歳かもしれんな」

「ピチピチ……」

「遠くから見るだけでなく気軽に話しかけに来ればよかろう。
同じ学園に通う学友ではないか。
我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ。
のうA?」

「わ」



リリア様は私を後ろからギュッと抱きしめてきた
そして小さい子にするように、頭を撫でてくる



「相変わらず愛らしいのうお主は。
そういえばそろそろまた特訓をしようではないか。
マレウスもお主のことを待っておるぞ?」

「え?マレウス様が?」

「ああ。
マレウスはお主との時間が楽しいといつも言っておるからの。
次の特訓はいつかと待ちわびておる」



…………なにそれマレウス様可愛いかよ



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(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます!直しました!どうぞ楽しんで読んでいってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました!更新頑張ってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります!笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです!次も楽しみにしてます! (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます!楽しんでいただけたようで嬉しいです! (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月24日 15時

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