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うん、グリムの言う通りだ
段々とヤンキーに近づいていってる
………デュースは元ヤンだったのかな
ユウは魔法でどうにかならないのかと聞くも、学園長が言っていた通り魔法は万能ではないため無理だと言った
それに魔法を使う時はイメージが何より大切らしい
そういえば前にメフィストにあの指鳴らして出てくるいろんなものは一体どうやってるのかと聞いた時そんなこと言ってたような気がする
もとある場所から自分の手元に来るイメージをするのだと
そして魔法というのは使う人の心にも大きく左右されるらしい
簡単に言えばテンパっているとミスをする確率がぐんと上がるそうだ
得意魔法ならそうでもないらしいが
「とにかく僕は何とかしてあいつを倒して魔法石を持ち帰る」
「だーかーら。
お前さーシャンデリアの時といい、実は相当バカでしょ。
さっき全然歯が立たなかったくせに『なんとか』ってなに？
何度やったって同じだろ」
「なんだと！？お前こそ………」
「2人とも黙れ！！！！」
「「っ！？」」
またしても繰り広げられる喧嘩に、私は思わずキレた
「Aがキレたんだゾ…！」
「美、美人が怒ると怖い…」
「さっきからグダグダグダグダ同じ喧嘩して何が楽しいわけ？
学園にいる時からそう。なんなのその幼稚な喧嘩」
「じゃーお前はどうしろってんだよ！」
「協力でも何でもすりゃあいいでしょ！？
ユウもそう思うでよね！？」
「僕！？…ま、まぁうん。
僕もそれはずっと思ってたけど」
至極簡単な話だろうに
しかし、2人はそんな私たちの提案を鼻で笑った
「力を合わせるって……ハッ、なにソレ寒っ。
よくそんなダッセーこと真面目に言えんね」
「同感だ。こいつと協力なんかできるわけない」
「はなっからそんな風に拒否してるから無理なんでしょ？
大体、深海魚ってのは大概見た目グロテスクなもんばっかだけど食べたら実は超美味しかったってことがよくあるの！
だからもしかしたら2人だって協力したら上手くいくかもしれないでしょうが！！」
「Aちゃんの例えが凄い独特……」
「でも……確かに入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ」
グリムの一言が2人の心に刺さったのだろう
2人は随分と苦しい顔をしていた
それに畳み掛けるようにユウが提案があると言い、2人は完全に折れたのだった
(わぁったよ。
やればいいんでしょ、やれば！で、どんな作戦？)
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
