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「イジ…イシ、ハ……ワダサヌ…………！！」
「「「「！！！」」」」
確かにあの黒いモノは"イシ"と言った
「エースの言う通りアイツ石って言ってるよ！」
「やっぱりここに魔法石はまだあるんだ！」
「むむむむむむりむり！
いくらオレ様が天才でもあんなに勝てっこねえんだゾ！」
「だが魔法石を持ち帰らなければ退学……僕は行く！」
「冗談でしょ！？」
「一人じゃ無理だよ！」
「俺は絶対に退学させられるわけにはいかないんだ！」
何！？なんなの！？
ここ自己中しかいないのかな！？！？
その後エースとデュースが攻撃を仕掛けても全く相手には効いておらず、私たちはただみっともなく慌てふためいた
しかし私たちはその時に気づいていた
あの黒いモノの背後に光る魔石を
「とりあえず今はここから逃げるよみんな！！」
全員出口へと一目散に走り、空き家のあった所まで一直線
「はぁ、はぁ…ここまでくれば大丈夫か？」
「いってぇ……なんだったんだよさっきの！
あんなのいるなんて聞いてねーって！」
「ただのゴーストではなさそうだったな……」
「恐らくあれはゴーストじゃないよ」
「「「何だって！？！？」」」
みんなが肩で息をするする中私だけはケロリとしていた
祓魔師としてこちとら命がけで働いていたのだ
これくらいで息が上がるようじゃ祓魔師はやれない
「じゃあアレはなんなわけ！？」
「ゴーストですらないの！？あれ！」
「エースもユウも落ち着いて。
…あれが何なのかは私も知らないよ。
でも断言できる。あれはゴーストじゃない」
悪霊化したにせよあんな変化の仕方はおかしいだろう
「つーかなんでもいいよそんなこと！
もう諦めて帰ろうよ。
あんなんと戦うくらいなら退学でいいじゃん」
「なっ！？ざっけんな！
退学になるくらいだったら死んだ方がマシだ！
魔法石が目の前にあるのに、諦めて帰れるかよ！」
「え、そんなに！？デュース死んだ方がいいの！？」
私はデュースがそこまでしてナイトレイブンカレッジにいたかったなんて知らなかった
いやまぁ、まだ知り合って一時間くらいだけど
「はっ。俺より魔法下手くそなくせに何言ってんだか。
行くなら勝手に1人で行けよ。オレはやーめた」
「あぁ、そうかよ！
なら腰抜け野郎そこでガタガタ震えてろ！」
「はぁ〜〜〜〜？
腰抜け？誰に向かって言ってんの？」
「な、なぁ……デュース。
お前なんかキャラ変わってる気がするんだゾ？」
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
