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「Aさん、はっきり言わせていただきます」
「え？」
「貴女は、この世界では生きていけない」
メフィストはまっすぐ私を見て、そう言ってきた
「は…ぁ？」
「燐くんとてこの世界で生きていくのは首の皮一枚で繋がっている状態ですが、貴女ではおそらくもう無理でしょう」
「は、ぇ？何言って…」
「力のことを言ってるのではありません。
ただ、現在貴女を処刑をしようという意見が多くあるのです」
まるで頭を鈍器で数度殴られたかのような衝撃だ
何、それ
「どう、いう、こと？
だって私も燐も、条件とされてたのをクリアしてなんとか祓魔師になったんだよ？」
「えぇ。
ですがそういう意見が多くある理由は一つ。
それは貴女の性別です」
なに、それ
「…私が、女だからなんだって言うわけ！？」
「バチカンの者たちはこれ以上サタンの炎である青い炎を持つ者が増えることを恐れています。
燐くんは男ですから種を植え付けるような行為をしなければ大丈夫ですが、貴女は違う」
私は、言葉が上手く出てこなかった
「女性の貴女なら意に沿わずとも種を植え付けられる可能性がある。
人間の男になら負けることはありませんが、私のような男型の悪魔なら、それも高位の悪魔ならば貴女よりも力も勝る。
その腹に種を吐き出すことくらい容易いのですよ」
なんだ、それは
なら今まで私がしてきたことは無駄だと言うの？
「だからそれを恐れたバチカンの者たちは貴女を殺そうとしている。
ですがそれは私の意に沿わない」
「なら、どうするつもりなわけ？
メフィストは悪魔だけど祓魔師だ。
バチカンに飼われてる身でしょ？」
バチカンが私の処刑を決定したならばメフィストはそれに従うはず
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
