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あのあと学園長に支給された教科書やらを机に入れ、寮長たちに作る今日の夜ご飯についてさらに構想をねろうとした時だった
「貴様……」
「え？」
隣から声をかけられた気がして横を見ると、隣の席に座る黄緑の頭をした男子が私をジッ…と見つめている
私はそれに首を傾げた
どうかしたんだろうか？
「貴様、何者だ！！？」
「…………………うん？？？？」
初対面の人との初コンタクトって……
こんなんだったっけ？？
「えっと？？？」
「貴様見るからに人に近いが人ではないな！！」
「君初対面の人にどえらい失礼なんだけど！？」
なんなのこの人！！？
「てかキミ誰！？」
「僕はセベク、セベク・ジグボルト！
我が王 マレウス・ドラコニア様に仕える者だ！！」
「そ、それはどうもこんにちは…
私はAです。奥村 A」
「オクムラという名前なのか？変な名前だな！！」
「どストレートに失礼だよお前。
てか名前はAの方だっての！
初めに"Aです"って言ったよね！？」
君に習ってわかりやすく名乗ったつもりなんだけどな！！
「結局貴様何者だ！」
「人の話を聞け！！？
ていうかこの距離感でなんでそんな大声！？」
素晴らしい具合に人の話を聞かないセベクとやらに私は頭を抱えたくなった
「Aとか言ったな。
貴様から尋常ではない魔力を感じる」
「………魔力って感じるものなの？？」
そういえば昨日ラギー先輩も魔力の匂いがどうのこうのと言ってたけども
………あれ？その時確かマレウス…？とかって人の名前出たよな？
セベクくんの言うマレウス・ドラコニアって、もしかしてその人か？
「僕は妖精族だからな。
魔力を感じることは息をすることも同然だ！」
「あ、そう」
「そもそも貴様────」
「ねぇその貴様ってのやめてくれない？
私名乗ったよね？
私にはAって名前があるの。
貴様って言っても私これから反応しないから」
さっきから貴様貴様ってなんなんだよこの人
なんかえらく上から目線だし
腹立つ
「なっ…なんだと！？」
「なによ」
「貴様何様のつもりだ！？」
はいまた貴様っつった〜
「……………………」
「おい！！」
「……………………」
「聞いてるのか！！！」
「……………………」
「Aっ！！！！」
「なに」
「貴様ぁ〜」
………………セベクはバカなの？？
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
