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「採用！！」
「え、あ、ありがとうございます…？」
何で料理で採用になったんだ？なんの判断基準？と私は首を傾げた
「2年のラギー・ブッチっス。よろしく」
「1年の奥村 Aです。Aが名前です」
「Aくんっスね！
…変わった響きの名前っスねぇ」
「そうでしょうか」
「これからレオナさんのお世話係仲間としてよろしく頼むっスね！
この人ワガママなんで」
「うるせぇな」
ああ、うん、確かにワガママっぽそうだよね
私は内心納得していた
「ラギー、話が着いたんならそいつをクロウリーのところ連れてけ」
「は？なんでっスか？」
「知らねぇよ。連れて来いって言われてんだ」
「言われてんのはレオナさんでしょ？
なんでオレが」
「連れて行きゃあ誰でもいいだろうが。
いいから連れてけ」
「はー、これだから王族は…」
王族？？
「じゃあAくん、荷物部屋に置いたら行くっスよ。
ついてきてくださいっス」
「あ、はい」
私はラギー先輩のあとを追った
▽▲▽▲▽
「ここっスね。空いてるのは。
丁度相部屋の奴もいないし良かったっスね」
「ありがとうございます」
「ここは割と最近改装したばっかで鍵もついててAくんにはもってこいな部屋っス。
荷物置いたらさっさと行きましょ」
「はい」
荷物を置いて、ラギー先輩から手渡された鍵をしっかりとかけて私たちはまた学校へと向かった
「Aくんはどこの国出身なんスか？」
「あー…異世界？」
「は？」
「ちょっと色々ありまして…
元の世界にいることが危険と判断されちゃってメフィストの提案でこの世界に来たんです」
「ちょっと意味わかんないっス」
あーうん。ですよね〜
私もです
「言えることとすれば、この世界に私の生まれた国はない。
ですかね」
「…………へぇ。よくわかんねぇっスけど苦労してるんスね」
「はは…」
「でもAくん、とんでもない魔力量っスね。
魔力の匂いが凄いっス」
「…魔力の匂い…？」
獣人は魔力の匂いというのを嗅ぐことができるらしい
それからある程度のその人物の魔力量も測れるそうで、その匂いからして私の魔力量がとんでもないそうだ
「…え、そんな臭うの？？」
スンスンと腕やらに鼻を近づけて嗅いでみるもよくわからなかった
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
