128. ページ28
A side
あの質問をした後、きんときくんに「ちょっと待っててね」と言われて、きんときくんたちはこの部屋を出ていってしまった。
なかむくんたちに鎖のこと聞きに行ってくれたのかな⋯。それだったらまだちょっとだけ眠たいし、もう1回寝ようかな、。
「_______A」
『んー、なぁに？』
深い眠りまでいってなかったからか少し声をかけられただけで眠りから覚めた。目を開けるとなかむくんがいた。
na「やっと起きてくれた⋯♡♡待ったんだからね、」
『ん、なかむくんだ⋯⋯みんなは？』
na「なんで俺が居るのに他の男のこと考えんの？」
『え⋯、』
na「俺が居るじゃんｯｯ！」
意味わからないことを言い出した、と思ったら急に叫び声をあげる。もちろんそんなことになるとは思っていないから、狼狽えてベッドの上で少し後ずさってしまった。でも、なかむくんはそれが気に入らなかったらしい。
na「なんで逃げるの？もう逃げられないのに、♡」
『なかむくん、？その⋯どうしたの⋯？』
na「なに？どうかしたっけ俺」
『助けてｯ！！！』
どれだけ後ろに下がってもベッドに登ってきてどんどん近づいてくるなかむくん。いよいよ鎖で繋がれてるから後ろに下がるのにも限界が来て、なかむくんに手首を掴まれる。
前までのなかむくんはこんなのじゃなかったのに。
ギュッと掴まれたから怖くなって、叫び声をあげてしまった。きっと近くにしゃけやきんときくんたちが居るはずだから⋯⋯多分助けに来てくれる、、
na「あーあ、そんなことしちゃうんだ」
『、うわっ⋯⋯』
na「なんで？なんで俺は信用してくれないの？ねえ、なんで？」
『なかむくん、？これ、離して⋯！』
na「やだ、こうでもしないとA俺の事見てくれないじゃん」
なかむくんが変わってしまった。前までこんなこと言ってなかったし、もっと目が輝いててキラキラしてるなかむくんが好きだったのに。どんななかむくんでも好き、とはいかない。
グイッて押し倒されて今はなかむくんの身体が私の上にある。流石にやばい。でも、力の差がありすぎてここから抜け出すのはほぼ不可能に近いと思う。
自分の力だけでは絶対されるがままだ⋯。
br「なーかーむ、ダメでしょそれ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋彗(プロフ) - ふぇさん» ありがとうございます！！私自身、無事完結することが出来てほっとしています。楽しんでいただけたようで何よりです！ (2月12日 15時) (
レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
ふぇ - 完結おめでとうございます🎉Iの頃から毎日更新を楽しみにしていたので最後完結した時は感動でした。学パロが好きなので、楽しめました‼︎なんか私の性癖…?かなんかでいじめられて助けてもらうの好き (2月12日 13時) (レス) id: ed5bf69eb7 (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - 弓月有無％さん» ありがとうございます〜！こんなのでいいのかな⋯と不安になりながら書いていたので面白いと言って頂きとても嬉しいです！次作も早く投稿できるように頑張ります！(弓月さんのTwitterにフォロリク送らせてもらったので許可していただけるとうれしいです！) (2月12日 10時) (レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無％(プロフ) - 完結おめでとう御座います！！小噺を見てより深く楽しめました。読みやすくて、歪んだ愛に不良要素があって大好きです！言葉で上手く言い表せないですが、迚も面白かったです！次作も楽しみにしております。無理はなさらずゆっくり頑張って下さい！また読み返してきます (2月12日 8時) (レス) @page38 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - みりんみそさん» ありがとうございます〜！個人的にはWTさん書きやすくていいですよ！！ (2月12日 7時) (レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋彗 | 作成日時：2024年1月1日 8時
