23.「朱音ちゃん、私ね」 ページ23
A朱音ちゃん、私ね引っ越すことになったんだ
A今までありがとね!
A楽しかったよ、また機会が会ったら遊んでね〜!
既読の付かないメッセージを見てから、スマホ本体の電源を落とした。
｢…荷物、まとめるか｣
元々荷物が少ないってのも合ってか、荷物をまとめる作業は早く終わった。
.
｢…お母さん、荷物まとめたよ｣
少し重い荷物を持ちながら、階段を降りる。
｢あら、案外速かったのね｣
お母さんは、目を細めて手をひらひらと振ってくれた。
さっきまで、壁で見えなかったお母さんの前のソファが完全に階段を降り終わって見えた。
em｢…娘さんですか？｣
ベージュのスーツに身を包んだ落ち着いた雰囲気の男の人が座ってた。
引越し業者の人かと思ったけど、違うのかな。
｢はい、娘のAって言うんです。可愛いでしょ〜｣
楽しそうに笑ってるお母さんの後ろに歩み寄って、耳元で話す。
｢この人誰?｣
｢この人はねぇ、あなたが次に通う学校の教員さんよ。｣
学校の人!?と思いながらもう一度男の人を見ても、教員ぽい感じはしない。
白目を剥いてるんじゃないかと思うほどの色素が薄い目に、モノクルをしてる姿を見て何処か外国に居そうな人だなと思う。
em｢あ、あの。そんなに見ないでください。｣
色素が薄くて、女子の私より白い肌がかーっと赤くなっていく様はとても綺麗に見えた。
｢…すみません、つい｣
em｢いいえ、私も自己紹介してなかったのが悪いんです。｣
そう言って、男の人は優しく目を細めて自分の顔の前で手を振る。
em｢＿＿＿＿私は
上品に笑う見ル野さんは、凄く大人っぽく、紳士に見えた。
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狐(プロフ) - いえいえ！！いいですよ。頑張ってください！！ (2020年1月21日 19時) (
レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
Lano.(プロフ) - 狐さん» コメントありがとうございます！！すみません！コメント書いて頂いていたのに気づいてなくて全く返信出来てなかったです…申し訳ございません…。そういってもらえて嬉しいです！！最近は更新さぼってましたがまた頑張らさせて頂きます！！ (2020年1月21日 19時) (レス) id: 803ceaac19 (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2019年11月15日 21時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
Lano.(プロフ) - sさん» コメントありがとうございます！楽しみに待っていたなんて…そんな嬉しいお言葉ありがとうございます！更新頑張りたいです!! (2018年8月17日 19時) (レス) id: 86d5cb8b54 (このIDを非表示/違反報告)
s - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみに待ってました！これからも頑張ってください！！ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 99d96b47f5 (このIDを非表示/違反報告)
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