58話目ですよ、会長さまっ！ ページ18
「仕方ないかぁ」
そう言いながら、山盛りのそうめんをちまちま食べていく。
zm「…お腹いっぱい？」
「当たり前やん」
そう言えば、ゾムは顎に手を当てて何か悩むかの様な表情を見せた。
zm「…ロボロ呼ぼか？」
「え、ロボロ？なんで？」
zm「あいつ、めっちゃ大食いやねんで」
「そうなんや、でもロボロの連絡先持ってないから」
ゾムはまた少し悩んだように顎に手を置いて考えるような仕草をした。
zm「そや、ちょっとスマホ貸してや」
「え、うん？」
よくわからないまま、ポケットに入れていたスマホをゾムに渡した。
zm「…これでええわ！はい、ありがとな。返すわ」
片手で私のスマホを操作して、もう片方の手でゾムのスマホなのか黄緑のスマホカバーをつけているスマホを操作していた。
思っていたよりもすぐに、スマホは帰ってきた。
zm「ちょお待ってな。」
ゾムがスマホをいじくってるのをぽけーっと見てると、不意に私のスマホが震えた。
ゾムからメッセージが届いてた。
どうやら、ロボロの連絡先を送ってきてくれていたみたいで、少し角が丸い四角形にろぼろと書かれていた。
ロボロの連絡先をタップして、友達追加をする。
「じゃあ、これでロボロにそうめん押し付けるか…」
Aロボロさん、大至急ひとらん家に来れますか?
あ!お腹減らしてきてね!
送れば、すぐに既読がつく。
「ロボロ既読つけんの早いなぁ」
ぽつりとつぶやけば、そのつぶやきをゾムが拾った。
zm「童貞やから、女子からのメッセは来た瞬間で見るんやろ」
めっちゃバカにしたような含み笑いで言った。
ろぼろえ?!なんでA会長がおれの連絡先知ってん?!
Aあ〜〜ゾムから聞きました
勝手にごめんね
ろぼろいや、別にそれはええんよ。驚いたってだけやから
とりあえずひとらん家行ったらええんやんな?
OK!というスタンプだけ押して、スマホをスリープ状態にする。
「ふぅ〜〜、これで救われた…！」
安心しきってそういうと、ゾムは不思議そうな顔をして小首をかしげた。
zm「？ロボロ待ってる間もそうめん食べとかな〜！遠慮せんでええねんで！！」
もうゾムが悪魔にしか見えない…。
〜〜
お久しぶりです。
そうめんもうかっぴかぴですよね。
更新頑張ります。
59話目ですよ、会長さまっ！→←57話目ですよ、会長さまっ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 521人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lano.(プロフ) - れらちゃん=17さん» そんな…めっちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます…！！無理しない程度に更新頑張らさせていただきます！！！！ (2019年5月8日 19時) (
レス) id: b5034b6429 (このIDを非表示/違反報告)
れらちゃん=17 - 好きすぎて毎秒コメントと評価したい。更新頑張って！！無理はしないでくださいねー (2019年5月7日 22時) (レス) id: 9bbf4895aa (このIDを非表示/違反報告)
Lano.(プロフ) - レライト17世さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです…！更新、頑張らさせて頂きます！！！ (2019年3月26日 18時) (レス) id: b5034b6429 (このIDを非表示/違反報告)
レライト17世 - この作品大好きです！頑張ってください！！！ (2019年3月26日 12時) (レス) id: 9bbf4895aa (このIDを非表示/違反報告)
Lano.(プロフ) - (青志´∀`)さん» コメントありがとうございます！！神だなんて、そんな……ハマってくださって嬉しいです〜〜！！これからも更新頑張らさせていただきます (2019年3月3日 13時) (レス) id: 017bf346e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
