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第49話。* ページ5

Aside


黒「AさんAさん!」

「ん、何?」

黒「これ、美味しいです」

「…ありがとう」


あの後、サツキ姉達とデザートを選び、

今は席に着いて実食中。

僕は、自分で作ったケーキとフルーツ。

うん、フルーツはやはり美味しい。


火「あ、A!」

「は、はい!」


後ろから名前を呼ばれ、

驚きつつも振り返る。


火「ケーキ、凄い美味かった!」

「あ、ありがとうございます」


手にはデザートをどっさり積んであるお皿を持ち、

にかっと笑い褒めてくれる大我君。

…可愛い。

誠凛可愛い率高くね?

リコさん、テツヤ君、大我君、光樹君…


相「ねぇ、Aちゃん!」

「はい?」

相「お風呂、女子組みんなで行かないかって、さっき桃井さんに誘われたのよ!どう?」


指をおりおり数えていると、

リコさんに話しかけられる。

どうやら、お風呂のことのようだ。


「あ、僕も御一緒させてください」

相「了解!楽しみだわーっ!」


行く、と伝えれば、

嬉しそうにはにかみ伸びをするリコさん。

…やっぱ可愛いよなぁ。

羨ましいよ、女子マネ顔面偏差値の高さ。


「テツヤ君、ちょっとおかわり行ってくるわ」

黒「苺、ですか?」

「あたり」


行ってくる、と伝え席を立つ。

さっき沢山あったから、

まだまだ残ってるはず。


高「あっ、誠凛マネさん!」

「…」


ぱたぱたと駆け寄ってくる和成君と緑間君。

…初日にして色んな人との関わり多くないか?

ちょっと(かなり)疲れたんですけど。


「どうかしました?」

高「いや、特に用ってこともねーけど…」


そこまで言うと、

あ、と思い出したように話題を変える彼。


高「ケーキ、美味しかったよ!」

「あ、ありがとうございます」

高「ほらほら、真ちゃんもー!」

緑「俺は、別に…」

高「さっき、すげぇ褒めてたじゃん!コイツも、Aちゃんのケーキ気に入ったみたいだぜ?」

緑「高尾っ!」

「褒めて頂き光栄です、ありがとうございます」


…この二人、なんだか漫才を見ているみたい。

緑間君も和成君もいい相棒が出来たんだね、よかった。


さてと、時間も限られてるし、

さっさと苺取って席に行き食べちゃおう。

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バニラ(プロフ) - 凄くおもしろいです! (2017年2月5日 16時) (レス) id: 668aa0d47e (このIDを非表示/違反報告)
マーモン♪(プロフ) - こんな時間にすみません このお話凄く面白いので続き楽しみにしていますね^^ (2016年7月2日 23時) (レス) id: 6291a8300d (このIDを非表示/違反報告)
runa - 佐倉飛翠さん» はい!!僕の下らない案に、わざわざ返信、そしてお礼までしていただき、ありがとうございます!色々と、大変でしょうけど、体調を壊さないよう、気をつけて下さいっ! (2016年6月23日 18時) (レス) id: f050869cf4 (このIDを非表示/違反報告)
銀晋豆腐(プロフ) - 佐倉飛翠さん» 頑張って下さい! (2016年6月11日 20時) (レス) id: af0b8e20c3 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉飛翠(プロフ) - 司さん» お久しぶりです、読み返しありがとうございます、長々とご苦労さまでした!はい、これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2016年6月11日 2時) (レス) id: c332880fc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐倉飛翠 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年4月3日 17時

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