角砂糖に愛を込めて【WT】【短編集】 (ページ3)

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『今日はありがとう！めっちゃ楽しかった！』

「俺も楽しかった」

またね、と彼に言い自分の家に帰ろうと、駅からの道を真っ直ぐ進もうとした。そしたら手を強く掴まれた。その相手は紛れもなくシャークんだった。

「あのさ…、っ、また今度誘うからこれからもたくさん遊びに行こうぜ」

『もちろんだよ！』

「あと、服も可愛かった」

心做しか顔を赤くしていた彼はまたな、と言い掴まれていた手も離して、逃げるように帰って行った。そして私はさっきの言葉に戸惑いながら自分の家に向かって歩き始めた。

「なかむが電話なんか珍し、でどした？」

「あーシャークん、俺風邪ひいてさ」

「看病でもしに来いって？」

「違う違う、今日スイパラ行く約束してた子がいるんだけどさ、この調子じゃ行けないから代わりに行ってくんね？」

「はぁ？俺甘いの好きじゃないし他のヤツに頼めよ」

「あ、因みに約束してる子ってAね」

「え、」

「まぁ、そんなに言うならきんときとか他のヤツにに頼んじゃおっかなぁ〜」

「いや、俺が行く」

「即答おもろ笑 ○○駅集合だからよろしくね〜」

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初短編集です！
お話を何処で切ったらいいか分からなくて、文章量がバラバラです⋯。

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