ワイテる彼ら。Ⅱ【WT】 (ページ47)

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kn「で、いい？」

きんときくんがもう1回しゃけに聞く。ちょっと圧を感じるし、きんときくんがワイテルズの中でリーダー的な立場なのかな、？

でも、、なかむくんもリーダーっぽいとこあるし⋯。

それなら⋯リーダーとかいう概念はないのかな、。

na「A、俺らから話があるんだけど、いい？」

なかむくんにそう言われる。いつもより少しトーンが低い気がするし、ちょっと怖いな⋯。

じゃ、きんときお願い、となかむくんがきんときくんにパスをする。

話⋯？話ってなんだろう、。怖いことじゃないといいな⋯。
もし、しゃけを間接的に傷付けたでしょって言われたらどうしよう⋯。ワイテルズのみんなと居たいって思ったのに、。

kn「俺かよ⋯。まあいいや。
あのさA。俺らと一緒に居てくんない？」

『⋯⋯え、一緒に居る、？』

kn「これ以上Aに嫌な思いをしてほしくないから一緒にいよ、」

ワイテルズのみんなと一緒に居たら⋯⋯きっとあの子たちは怒るよね、。でも、ワイテルズのみんなと話せないのも嫌だし。

sk「Aがされてきたことはある程度知ってるつもりだし、近付くなって言われてても次は俺らが絶対守るから」

『でも、私しゃけを傷付けちゃったんだよ？どちらかと言えば私が守らないと⋯』

sk「Aじゃ守れないだろw」

挑発するように笑われて少しイラッとしてしまうけれど、確かに私なんかだったらワイテルズのみんなどころかしゃけだって守れないのも事実だし何とも言い返せない。悔しい⋯。

kn「事ある毎に横から入ってくるのやめて、シャークん」

na「こっちとしても見てんの嫌なんですけどー」

kn「で、Aどうこの条件？飲まない？」

『そんな、、急に言われても⋯っ』

口ではそう言ったけど答えは1つしかなかった。
ワイテルズのみんなと居たい。あの子たちの言うことなんか聞かずに、ただ自分のやりたいと思ってることをしたい。

それがワイテルズのみんながしているいじめに拍車をかけたとしても。

kr「Aだって本当は決まってんじゃないの？」

きりやんくんが鋭い所をついてくる。先のことをしっかり考えてから返事をしたかった気がしたけれど、そんな余裕なんて私にはなかった。