ワイテる彼ら。Ⅱ【WT】 (ページ13)

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『美味しそう⋯、』

ワイテルズのみんなに連れられ、とりあえずフードコートにあるお店を回ってみる。パフェ以上に惹き付けられるものも沢山あって余計に悩んでしまった。

br「Aはどれにするの〜？」

『んーと、、パスタにしようかな⋯でもどのパスタにするか迷ってて』

na「え！Aパスタにするの！？俺もなんだけど！ちな、どれとどれで悩んでる？」

『ペペロンチーノかカルボナーラ、かな』

na「半分こにしね？そしたらAも両方食べれるっしょ」

確かに⋯半分ずつなら私でも食べれるし、、。でも、なかむくんが無理をしてたら嫌だしな⋯。だからと言ってどっちかに決めれるか、と言われたらかなり時間がかかりそうだし。

ここはなかむくんに甘えさせてもらおう。

『そうしたいんだけど、、いいかな？』

na「勿論。Aはぶるーくとでも席戻っといて。多分誰かは居ると思うから」

『でも⋯お金出さなきゃだし⋯』

na「あー、俺が払っとくから気にしないで。ぶるーく、不本意でしかないけど頼んだ」

なかむくんは既に歩き始めていて、ぶるーくくんと2人っきりになってしまう。今日はなかむくんにお金使ってもらってばっかだな⋯。申し訳ない。

ぶるーくくんと一緒に席に戻ると、きんときくんとスマイルくんが居た。ぶるーくくんはまだどれにするか決めてなかったらしく、探しに行ってしまった。

kn「Aは何にしたの？」

『ペペロンチーノとカルボナーラ！』

kn「え、2つも食べるの？」

『いや、なかむくんと半分こすることにした』

kn「ふーん。てかさA、俺の隣来てよ」

今座っている席は1番左端。目の前がスマイルで、スマイルくんの隣がきんときくん、という配置だ。確かにきんときくんの隣は片方空いてるし、そっちに移ってもいいかも。

sm「は？いや、俺の隣は？」

kn「何？俺が先言ったんだけど」

sm「その席取ったのきんときだろ。今更文句言うな」

『あの、、私が2人の間に行きましょうか？』

言い合ってる中、勇気を出してそう言ってみる。2人の会話を聞いてる限りだと、これで解決出来るはずだろう。

kn「俺は別にそれでもいいけど」

sm「いいけどさァ⋯」