KAITO短編集

KAITOあるある(？)　a ページ39

・弱みを握っているのはいつもマスター
「アイス燃やすぞ！」
「ごめんなさい！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

・気分を左右するのもマスター
あぁ、なんか今日は気分が重いなぁ……

＿＿数時間前＿＿

　Prrrr……Prrrr……

「はい。……すみません、結構です。……あー!! 何が『高級宝石買いませんか』だ！ んだよ『高級宝石』って！ 高級じゃない宝石あったらそんなん宝石じゃねーよ！ いらねーしこの安眠妨害テレホンショッピング！」

　あ……マスターがお怒りだ……そっとしておかなきゃ。

〜〜〜〜〜〜〜〜

　今日はさわやかいい気分だなぁ。

＿＿数時間前＿＿

「たっだいまー！ 聞いてくれよカイト! さっき行った激安朝市でいいもん買えたんだよ！」
「アイスですか!?」
「じゃーん！ このデカくて太くて長い大根、しかもとれたてが１本７８円！ すげーよこれ！ 今日湯豆腐にしような」

　ちょっと待て大根どこ行った!? そしてアイスはスルー。でも、マスターが幸せそうならそれでいいか。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

・レンの方が大人

「アイス落としたくらいで泣くなよ兄さん。きっとマスターまた買ってくれる」
「だってぇえええええええええ!!」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

・なんか損な役回り(inこたつ。会話only)
「こたつでみかんっていいよね！」
「リン、肌がみかん色になるわよ」
「大丈夫めい姉。もうすでに髪まで黄色い」
「僕アイス持ってきてこたつでアイスにしよう」

「バカイト酒！」
「みかん！」
「バナナ！」
「ネギ！」
「マグロ！」
「にんじん！」
「茄子！」
「鍋焼きうどん」

「いや僕そんなに持って来れないから！ マスター、手伝ってくれますか？」
「嫌だ。出るのめんどい。っつーかお前入ってくんなこたつ狭くなる。とりあえず鍋焼きうどん作れ」
「マスター僕に冷たいですね!?」

＿＿数時間後＿＿

ピーッ

「マスター、洗濯物終わったみたいね」
「あぁ、そうだな。な、カイト」
「はい？」

「そうよね、バカイト」
「洗濯できたね、兄さん」

「はいはいはいはいわかりました!! 僕が干してきますよ仕方ないですね！」

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