厳粛ブレイク!act.5 ページ13
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ドミニクのユニーク魔法が発動し、彼の影は3人の子供の形へと変わる。
ドミニク 「さあ、悪ガキ3人。優しい僕がチャンスをあげよう、あのモンスターを捉えたら今日の悪戯を許してあげるよう。」
くくく、と笑い遅刻の原因たる3人の影にグリムの捕獲するように命じるドミニク。
普段穏やかな彼とは見違えるような黒い雰囲気の表情にアズールは驚く。
前年度もクラスが同じだったリドルは、悪戯をした3人を叱るよう、罰則や難題を自身のユニーク魔法に与えている様を何度か見たことがあった為驚いてはいなかった。
こくこくと頷き、3人の影は各々三つ又の槍やら武器をどこからともなく取り出し構える。
グリム 「あわわわわ……!」
じりじりにじみ寄る彼らに恐れをなして背を向けて走り出すグリム。
ドミニク 「逃がしちゃダメだよ」
恐怖の鬼ごっこの始まりだ。
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ヒュンヒュンと鳴り、壁や床を撃ち抜く魔力玉を避けながら「こんな目にあうなんて!なぜこんなヤツらに追われなければいけないのか」とグリムは思う
奥へ奥へ
早く逃げよう、しかし初めて入った学園内。
構造を把握してない故に行き止まりに追い詰められてしまう。
グリム 「ふなっ!?行き止まり!?」
止まる己の背後から靴音がする
おそるおそる後ろを振り向くと武器を構えた影と3人の男。
アズール 「泳がされていたことにも気づかなかったんですか?
哀れな小動物ですねぇ」
ふふ、と小さく笑うアズール
リドル 「観念するんだね。さもなくば…」
マジペンを構えながら近寄ろうとするリドル
グリム 「嫌だ!オレ様はこの学校に入るんだ!」
息を吸い込み炎を吐こうとするグリムに気づいたリドルは声を上げた
リドル 「アズール、ドミニク下がれ!」
手を横に突き出し前に出ることを止めるリドル。
炎の明るさで影が濃くなる事を恐れ、ドミニクはユニーク魔法を解除した。
グリム 「ふな〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
火の粉を散らし3人に向かい吹き出された炎。
鬼ごっこの結末は如何に……
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3章をプレイしていたらこんな時間になってしまってました……
まとめて更新してみました。
順次おかしいなと思ったところは修正や加筆していきますので、私が見逃しているのでは……?みたいな点があったら是非コメントください!
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かわせみ(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます!ツイステの本編も更新が楽しみですね、まだ序章ですが1章から他寮ともっと絡めて行きたいと思うので楽しみにしててください! (2020年4月25日 10時) (レス) id: b173729295 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 読みやすくてとても良いです!これからも、ストーリーが気になります(о´∀`о)これからも、更新楽しみにしてます! (2020年4月25日 10時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
かわせみ(プロフ) - アルテミスさん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです、原作自体がゲームで場面展開がスムーズなので上手く表現できているか不安だったのでそう言って頂けて嬉しいです!更新頻度にばらつきが出ると思いますが何卒よろしくお願いいたします!!! (2020年4月13日 15時) (レス) id: b173729295 (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス(プロフ) - 設定がしっかりとしていて、文章の書き方もとてもお上手で…読んでいて凄くワクワクしました。続き、楽しみにしています! (2020年4月13日 14時) (レス) id: dd81dfded8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かわせみ | 作成日時:2020年4月12日 4時