水流少女のヒーローアカデミア (ページ30)

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【轟視線】

障子｢４階北側の広間に一人

残りは同階のどこか……素足だな

透明のやつが伏兵として捕らえる係か」

障子の個性を使って相手の位置を把握した

轟｢外出てろ、危ねえから

向こうは個性を警戒しているようだが｣

轟はビルの壁に手をついて"個性"を発動した

轟｢俺には関係ない｣

その瞬間、ビル丸ごと氷で凍てつくされてしまった

その後轟は中に入っていった

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轟は核のある部屋に辿り着いた

轟「！？」

『流石、私と同じ推薦入学者ですね

これほどのパワーがあったとは

まぁ、想定内ですので心配なかったですね』

そこにはAが一人、核の前に立っていた

轟「どうやって脱出した」

『脱出？そんなことしてませんよ

推薦入学者の貴方だったら

ビルごと凍らせるだろうと予測を立てただけです

あとは私がタイミングを計ってジャンプすれば良いだけの話です』

轟「まぁいい、また凍らせればいい」

『別にいいですが、一緒に来たお仲間のこと

気にしないでいいのですか？』

轟「何？」

『そろそろですね』

小型機から二人の連絡が入る

葉隠「Aちゃん！障子君を捕まえたよ！」

『了解しました、逃げないよう監視して下さい』

尾白「分かった！」

『これでお仲間は捕まえてしまいましたよ

あれ？おかしいですね？

ヒーローは力合わせて戦うものじゃないのですか？

ヒーローさんは随分とナメていますね

敵に対して一人で戦うのですか？』

Aはニヤリと笑みを浮かべた