＊終局サバナクロー！＊ ページ29
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【保健室】
グリム
「あっ、ユウ！目が覚めたんだゾ？」
ユウ
「……あれっ？ここは？」
『保健室ですよ。』
エース
「後半試合が始まってすぐ、グリムがぶん投げたディスクが頭に直撃して気絶したの。覚えてない？」
ユウ
「なんか頭が痛いなと思った……」
グリム
「超ロングシュートをキメてやろうと思ったんだけどな〜」
ジャック
「初心者が無茶な真似するからだ。」
『私が急いで威力を抑えたおかげで脳震盪だけで済んだんですよ。』
デュース
「とにかく目を覚ましてよかった。
全然目を覚まさなかったから打ち所が悪かったんじゃないかと心配してたんだ。」
ユウ
「ごめんね。」
エース
「てなわけでお前が寝てる間に閉会式もとっくに終わって、もう会場の撤収作業始まっちゃってるよ。」
ユウ
「そういえば、どの寮が優勝したの？」
レオナ
「優勝はディアソムニア寮だ。」
ラギー
「あーあ。結局手も足も出なかったッスねぇ。
他の寮のヤツらにもボコボコにされるし
今年の大会は散々ッス。」
ジャック
「レオナ先輩、ラギー先輩！目が覚めたんスか。」
レオナ
「チッ……この俺が昼寝以外で保健室のベッドを使うハメになるなんてな。」
ラギー
「ディアソムニア寮生は一人もここに担ぎ込まれてないとこがまた、腹立つッスねぇ。」
エース
「噂には聞いてたけど、マジでディアソムニアの寮長ハンパなかったわ。」
デュース
「ああ……凄かったな。ユウも見たら驚くはずだ。」
エース
「アレに勝てるイメージ湧かないのもわかる……って思っちゃった。」
ジャック
「フン。挑む前から負ける気でいたら勝てるもんも勝てねぇよ。
俺は来年は絶対ディアソムニア寮に勝ってみせる。卑怯な手を使わず、俺の全力を尽くしてな。」
レオナ
「フン。卑怯な手だって、自分の実力のうちだろ？」
『まだ懲りてないんですか？』
ユウ
「反省の色が見えない……」
レオナ
「反省？どこに反省の必要が？
今年の大会は、俺なりに全力を尽くした。
来年もまた、勝つ為に全力を尽くすだけだ。」
ラギー
「シシシッ！さすがレオナさん、そうこなくっちゃ。」
ジャック
「やれやれ、先が思いやられるぜ……」
グリム
「来年こそはトーナメントに出てやるんだゾ！」
デュース
「僕たちも選手枠として出られるように頑張らないとな。」
エース
「確かに。今年みたいに恰好悪い目立ち方は、もう勘弁だわ。」
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ひさゆう(プロフ) - コメントありがとうございます！narutoってジャンプ漫画にある作品のことですよね。名前だけは知ってますよ。アニメは見たことないですけどね。 (2020年10月4日 16時) (
レス) id: 53816f4978 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - narutoは知ってます？ (2020年10月4日 15時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひさゆう | 作成日時：2020年9月30日 23時
