code blue -2nd season-

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本当のことを言えば


謹慎中、一度だけ翔北に来た


とは言ってもお見舞いに



『黒田先生、体の方はどうですか？』


黒「なんだ佐伯、謹慎中だろ」


『そうですよ


だからお見舞いに来ました』


黒「そうか、勝手にしろ」







『黒田先生、



退院したらどうするんですか？』




黒「お前には関係ないだろ」



『救命には


戻らないつもりですか？』



黒「・・・


俺がいたってどうしようもないだろ」



『黒田先生がいなくなったら困ります


この間の事故でまだまだ自分の力不足を感じました


黒田先生にはまだ指導医として


教えて欲しい事がたくさんあるんです』



黒「お前なら俺がいなくても大丈夫だろ」



『大丈夫じゃないです


それに黒田先生は私の


名医になる姿を見ていて欲しいんです』



黒「・・・


ここにいなくても


お前のことは見守っていてやる


だから安心しろ」



『黒田先生…


先生はどこにいたって私たちの指導医です


ちゃんと見守っていてくださいね』


黒「あぁ」


『いつ行かれるんですか？』


黒「3日後だ」


『3日後って…私たちが戻る前じゃないですか


みんなには言わないんですか？』


黒「もちろんシニアの先生方には言うが


フェローには言わん」


『何でですか？！』


黒「あいつらに言ったらうるさいだろ」


『確かに…』


黒「まっそう言うことだ


期待してるぞ」


『ありがとうございます


黒田先生もリハビリ、頑張ってください』

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