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貴方を見つけたのは
高校2年生の時だった。
友達の帰りを教室で待っていた時、
何も考えることなく校庭を見ていた。
ずっと EXILE が好きだった私は
学校の男の子には興味も持っていなかった。
長年、男の子と話していないせいか
少し話しかけられただけで緊張してしまうようになった。
歌うあっちゃんがカッコよくて
私の中には EXILE しか無かった。
女子が 「○○くんホントにカッコイイ」とか言っているのを
よく耳にしていたけど、その男の子が誰なのか
興味も無かったし、知りたいとも思わなかった。
ただ、そんな私でも覚えたある人の名前。
「臣くんがサッカーやってる姿はカッコよすぎる」
ほら、また廊下で名前が聞こえた。
" 登坂広臣 "
この時間がきっかけなのか、
それとも早かれ遅かれ貴方を好きになる
運命だったのかは分からないけど、
高2の秋。
金木犀の花が心を癒してくれる時期に
私は貴方に恋をした。
" いつだって振り向けば 貴方がいるのに
ねぇ、泣きたくなるのはどうして? "
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作者名:ましゅまる | 作成日時:2019年8月16日 23時