暗黒教室【名前変換オリジナル】

30話 ページ36

そうして最後の試合になった。




現在、A組とB組は同点。
三条は凄く焦った顔をしている。






それに対して莉々は嬉しそうな顔をしている。








「はあ、次か。」







藍里「頑張るわよA。」







莉々「じゃ、行こ！」









多分莉々は私に試合中に何かする。
だってこれまで何もなかったからね。









光葉「A！絶対に勝ちますわ！！」









「いや、こっちが勝つから。」









そうして試合が始まった。







競技は私が唯一得意とする球技枠のバレーボールだ。








相手がサーブミスしたボールが緩い半円を描いて私のもとにきた。







そうして、私はボールを莉々に渡す。
莉々は藍里にトスを上げた。








そうして藍里は華麗にアタックを打った。







勿論綺麗に決まった。






観衆は黄色い声援を藍里に送る。






勿論チームには私たち以外にもいる。
でも私達が大体の点を取るからただ入れただけという感じだ。









そういうことが続き、試合が終わった。







何故莉々は何もしてこない？
これは私の想定外だ。









こんなこと生まれてから一度もなかった。
私の予想が外れるということ。









へえ、面白くなってきたじゃないか。

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