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『いいの。』
私はそれだけ言った。
国「…っなんで、そんな事言うんだよ…」
そうすればもっと英くんは顔を歪めた。
だから、私はいつかの英くんのセリフを借りる。
『英くんには、関係ない事だから。』
そんなセリフを。
私が言われて泣きそうになった言葉を、好きな人に吐いた。
国「っ!」
ねぇ?痛いでしょ。辛いでしょ。
それが好きな人から言われた言葉だったら、もっともっと痛いんだよ。
分からないでしょ。英くんには。
『私がいない方が上手くいくのなら、それで良いの。』
私は最後にそう言って視線を逸らした。
そしてそのまま足を進める。
国「A…」
『部活、頑張ってね。』
すれ違う時、ふと呼ばれた名前にそう返した。
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にゃんたろう(プロフ) - 更新まってます、、! (2月22日 12時) (レス) @page44 id: b90ce20b9b (このIDを非表示/違反報告)
natsumican(プロフ) - 更新待っています! (2022年10月23日 1時) (レス) @page44 id: c767698059 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 続き待ってます! (2022年9月25日 16時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はるる - 続き待ってます (2022年8月11日 7時) (レス) @page44 id: b2f736a6cd (このIDを非表示/違反報告)
明 - 続きお恵みください (2022年7月31日 23時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hiro | 作成日時:2020年9月28日 8時