嫌われ者。4【青葉城西】

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国「それならいいけど、別に先輩だからって無理に付き合う必要ないと思う…


Aは、マネージャーなんだし。



もし、無理そうならちゃんと断らn」

及「上原ちゃんっ！ちょっと来てー！！」


会話の途中後ろから及川さんに名前を呼ばれる。





『はい！すぐ行きます！！』




私は振り返って返事をする。



最近、こんなことばっかりでめっきり英くんと会話をする機会が減ったような気がする。




『ごめん、呼ばれてるから…

心配してくれて、ありがと！
でも、大丈夫だから。』



国「あ…そっか…」




英くんから歯切れの悪い返事が返ってくる。




『どうしたの…？』




私は不思議に思って聞き返す。





国「いや…なんも____。」

及「上原ちゃーん！！！」




でも、返事を聞く前に及川さんからの催促がかかる。




『あ、はい！！すみません！


…ごめんね、英くん。』




国「ううん。及川さんとこ、早く行ってあげなよ。」




『うん…』




私は結局なにも聞けずにその場を離れた。




最近の英くんはずっとあんな感じだ。



何か言いたそうにしているような。




でも、私には生憎言ってくれないとわからない。


また何か、心配をかけてしまっているのだろうか。





普通に笑ってるつもりなんだけどな。

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