65話 ページ33
総悟side
?「あの………………」
俺は、クソチャイナ娘にここで待っていれば、Aが来ると言っていたから、待っていた
そしたら、見知らぬ女が来た
総悟「アンタ、誰でぃ」
俺がそう言うと、女は少し驚いてから、笑いながら「何でもないです(^^)」と言った
俺は、その場から去ろうとする女を引き止めていた
総悟「ま、待ってくだせぇ!」
?「?どうかしましたか?」
総悟「一緒に団子食べやすか?」
なんか、ナンパしてる気分になってきやした
?「え………」
ほらなんか、心なしか引いてるように見えるし
いや、完全に引くだろ
いきなり、ナンパ的なことされてるんだから
総悟「ちょっと、話を聞いてほしいんでさぁ
いいですかぃ?」
?「……………いいですよ(^^)」
総悟「ありがとうございやす」
その女の容姿は、ピンクの髪にピンクの瞳
髪の色は違うけど、瞳がピンクだからAを思い出す
だから、俺は話しかけたんだろうな…
?「話とは、何ですか?(^^)」
総悟「俺の妹のことなんでさぁ
俺には、二つほど歳が離れてる、妹がいるんでぃ
親はその妹が生まれてから、しばらくして死んじまいやした
だから、一番上の姉上が、俺らの親代わりだったんでぃ
でも、その姉上も病気で体が弱かった…
だから妹には、幼い頃から苦労ばかりさせてて、
そんな妹に姉上は構うもんだから、俺は姉上を取られたくなくて、妹から姉上をわざと近ずけないようにしたんでぃ
俺の妹は、家事も剣術も何でも出来るやつなんでぃ
俺はそれが気に食わなくて、ずっと意地悪していやした
その妹は、夜遅くに家を出て行って、朝方に帰ってくる日があったんでぃ
俺は友だちと遊びに行ってるんだ、と決めつけていやした
そんな妹に俺は、我慢出来なくて
『お前なんか、いなくなればいい』
なんて言ってしまいやした…
あの時俺は、すごく後悔しやした
今でも後悔してやす
俺があんなこと言わなければ、妹は出ていかなくてもすんだのに、って…………
最近俺の妹が、歌舞伎町にいるって聞きやしたから、探してたんでぃ
そこで謝って、仲直りしたいと思ってるけど、
どうしたらいいのかわからなくて……」
?「そんなの簡単ですよ」
今まで俺の話を、黙って聞いてくれてた女が、話した
総悟「簡単?それは、どういうことでぃ?」
?「それは、私も同じだからだよ、沖田総悟。
いや、お兄ちゃん……」
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ネコのぬいぐるみ(プロフ) - 神夜さん» マジですか!!ありがとうございます!! (2017年5月15日 19時) (レス) id: b06d6e0d42 (このIDを非表示/違反報告)
神夜 - こういう話を待ってたんです!続き、頑張ってくださいね!!! (2017年5月15日 17時) (レス) id: 6b78cfbc13 (このIDを非表示/違反報告)
ネコのぬいぐるみ(プロフ) - 霧雨さん» ありがとうございます!!これからも、頑張ります!! (2017年4月8日 16時) (レス) id: b06d6e0d42 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨 - とってもいい話ですね! 無理しない程度で頑張ってください(*^▽^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: b18abb6ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ネコのぬいぐるみ(プロフ) - ありがとうございます!!!!これからも、よろしくお願いします!!!! (2017年4月5日 13時) (レス) id: b06d6e0d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコのぬいぐるみ | 作成日時:2017年4月4日 15時