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159.【2】 ページ9
［智にぃside］
潤「ただいま〜」
しばらくして、潤が帰宅した。
翔「おかえり。
雅紀が熱出してるからさ、
和が部屋で寂しがってる…笑
行ってやって？」
潤はニッコリ笑うと部屋に入って行ったけど、
すぐに飛び出してきた。
潤「和、いないけど？」
その言葉に俺らは、さっきと同じ様に
2人で急いで雅紀の部屋に行く…
声も掛けずにドアを開けたら、
雅紀にピッタリくっついて
寝息を立てている和が目に入った…
「あーあ、やっちゃったね…」
翔「もう…ダメって言ったのに…」
2人で顔を見合わせて笑う。
翔「和？部屋行くよ？」
和「んー、やだ、雅にぃんとこがいい」
さらに雅紀にくっつく和。
翔「かーず、風邪うつるから…
ほら、出てきて。」
和「…なんで？やだ、よ…」
まだ半分夢の中らしい和は
また眠ってしまった…
仕方なくしばらく寝かせてやってから
部屋に連れて行った。
お風呂も夕食も済ませて
自分の部屋で眠った和だったけど、
夜中に何度も雅紀の部屋に寝に来て…
雅紀の看病だけでも大変なのに、
ちょっとでも隙を作ると
雅紀の隣に和がいる…笑
最終的には、雅紀の隣で眠った和を抱えて
部屋に運んでやり、俺らも眠りについた。
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作者名：空
| 作成日時：2012年11月25日 13時
