158.【日常】和×雅 ページ8
［翔にぃside］
智「雅紀どう？」
昨日の夜から熱を出している雅紀。
「39.8℃…高いね。
和の解熱剤の座薬あるから入れてやるって
言ったんだけど…笑
嫌だってさ。
とりあえず、和は部屋に
入れないようにしようね。」
智「そうだね。」
そんな話しをしていたら
バタバタと和が学校から帰ってきた。
和「にぃ、ただいま。
ねぇ、雅にぃは？」
智「雅紀ね、熱出して寝てる。
うつるから、部屋に行ったらダメだよ？」
和「つまんないのー」
和は文句を言いながら部屋に着替えに行った。
雅紀が休みの時は、
いつも構ってもらってるから
楽しみにしてたんだろう…
雅紀と和は、喧嘩も多いけど
なんだかんだ、仲良しだ。
智「和、がっかりしてたね…」
智にぃも、同じこと思ったみたい…
「そうだね。
和誘って一緒に夕食の買い物行こうかな。」
しばらく待ってたけど、和が来ない…
着替えたら、
いつもすぐにリビングに来るのに…
智「和、来ないね。ねぇ、もしかして…」
智にぃが言おうとしてることが
嫌でも予想できてしまって…
2人で急いで雅紀の部屋に向かった。
「入るよー」
ドアを開けたら、俺らの予想通り…
和が雅紀のベッドの横で振り向く。
「かず…入ったらダメだってば…」
和「だって…
雅にぃの熱高いの？返事しないよ？」
いやいや、和なんか高熱で反応ないこと
しょっちゅうだよ？笑
いつもは自分が高熱で意識朦朧としているから
分からないのだろう。
俺と智にぃは顔を見合わせて笑い合う。
和「なんで笑ってんの？雅にぃ、平気なの？」
「ごめん、ごめん。雅紀は熱が高いけど
上がりきったみたいだから、
もう大丈夫だよ？
だから和は入らないで？うつるからね…」
俺は智にぃに連れ出してもらおうと思って、
合図した。
智「大丈夫だって。和？
ほら、おいで。リビング行こう。ね？」
和は心配そうにしながら、
智にぃの後をついていった…
和「潤が帰って来るまで、部屋にいるね。」
和は自分の部屋に入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 653人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空
| 作成日時：2012年11月25日 13時
