【文スト】うきうきお悩み相談か〜〜〜〜〜〜〜〜〜い其の二

第四十三回目 ゲスト：貴方 引きこもりちゃん様リク ページ10

ドス「第四十三回うきうきお悩み相談会。司会はぼく、フョードル・ドストエフスキーが務めさせて頂きます。ゲストはAAさんです」

「宜しくお願いします」

ドス「Aさんの今回のお悩みは？」


ふわっと微笑むドスさん

私は其の顔に

少しドキッとし乍ら

悩みを話す


「最近、打ち合わせの時の覗きが過激になって盗撮になってるんですよ〜。打ち合わせに集中したいんですけど出来ないんです。…解決策って有ります？」←

ドス「集中出来ないから？」

「はい」←

ドス「盗撮が怖いとかじゃなくて？」

「はい」←

ドス「Aさんの精神は金剛石だった…？ま、まあ、いいです。何時もAさんの家で打ち合わせしてますから…、窓一面に段ボールを貼ったら如何ですか？」

「でも段ボール無いんですよ…。だから断念したんです」

ドス「無いなら持って来ればいいんですよ」

「そんなの何処から…」







___________
____







ゴーゴリ「ハーハハハハハ！Aちゃんがお困りと聞いてやって来たよお！！」

「スミマセン、ゴーゴリさん。態々来てもらって…」

ゴーゴリ「Aちゃんの為なら苦じゃないさ！早く作業に取り掛かろう！」


ニコッと微笑い

窓の方へ歩くゴーゴリさん

ドスさんの提案で

ゴーゴリさんの異能力で

段ボールを持って来て貰うコトにした

相談会が終わった後

早速ゴーゴリさんに連絡をしたら

私の家で段ボールを貼るのを手伝うと云って呉れたのだ

ゴーゴリさんは外套に手を突っ込み

段ボールを取り出す


ゴーゴリ「テレレレレェーン！段ボォ〜ルゥ〜！(某青狸ボイス)」←


取り出された段ボールを幾つか貰い

窓に貼っていく


「有難う御座います。段ボール貼りを手伝って下さって」

ゴーゴリ「お礼を云われルコトなんてしてないよ！」

「お礼を云われるようなコトをしてるから云ってるんですよ」

ゴーゴリ「そ、そう？…じゃあ、どう致しまして！！」


明るく微笑い

お辞儀するゴーゴリさん

暫くし

窓一面に段ボールを貼り終えた


ゴーゴリ「ふぅ…。やっと貼り終えたね！」

「ですね。……あの、何で段ボールに貞子描いてあるんですか…？」←

ゴーゴリ「何故でしょう！？」

「何故でしょうじゃないです。答えて下さい」

ゴーゴリ「…貞子を描いたら盗撮する人達が怖がるかなって！仕返しだよ！」

「ゴーゴリさん…貞子…外から見えませんよ。部屋の中から見える段ボールの面に描いてますから」

ゴーゴリ「あ」←

第四十四回目 ゲスト：条野採菊 芥川龍之介 太宰治 引きこもりちゃん様リク→←第四十二回目 ゲスト：太宰治 其の二 匿名なのだ様リク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す