第五十回目 ゲスト:太宰治 引きこもりちゃん様リク ページ18
敦「記念すべき第五十回うきうきお悩み相談会。司会は僕、中島敦が務めさせて頂きます。ゲストは太宰治さんです」
太宰「宜しくね〜」
敦「では此れで相談会は終わりというコトで」←
ニコッと微笑い
横浜赤レンガ倉庫でテイクアウトした
席から立ち上がろうとすると
太宰さんに肩を掴まれる
太宰「一寸一寸!私の悩み未だ聞いてもらえてないし、解決してももらえてないッ…ぅぐ」
腹部を片手で抑え
俯く太宰さん
何時もと顔色が違うと思うったら…
何処か体調が悪いのだろう
太宰さんの肩を支え
椅子に座らせる
完全に絵面が
老人を介助する介助士だ←
敦「スミマセン…。体調が悪いであろう太宰さんに悪巫山戯なんてしてしまって…」
太宰「否…優しくされたらされたで調子が狂うっていうか…」
敦「此れが雑な扱いを受け過ぎた人の末路なんですね」←
太宰「敦君はこんな人にならない様にね?」←
敦「普通ならないんだよなあ」
両腕を組んで
テーブルに乗せる様にして
椅子に座る
林檎豆花鳥龍茶が美味しいん…
敦「んえっと、太宰さん。今回のお悩みは?」
テーブルに頭を乗せ
唸っている太宰さんに尋ねる
悩みを聞けるかすらも危ういかも知れない…
林檎豆花鳥龍茶を飲んで
太宰さんからの返事を待っていること三分
体調が悪いのがマシになったのか
顔を上げ
悩みを話し始めた
太宰「昨日、楽に死ねる薬と云うのを見付けてね。早速注文して、今日の朝に其の薬が届いたから飲んだのだよ。そしたら腹痛に止まらなくなっちゃった☆」←
僕は林檎豆花鳥龍茶を持ち
テーブル席から
立ち上がろうとすると
太宰さんに引き止められる
敦「僕は探偵社に帰って書類仕事しなきゃいけないので。離して下さい」
太宰「待って!確かに全部私が悪い。自分で解決しろってなるよ?でも腹痛で動くのも困難なのだよ!今日だってタクシーに乗って来たし!お金は川の水に流されて無いの!」←
敦「…」
太宰「そんなに蔑む目しないでよお…」
敦「他の人に頼んで下さいよ」
太宰「頼んだけれど厭♥って爽やかな笑顔で云われた」←
敦「仕様がないですね。購って来ますよ。腹痛にオススメの市販薬」
太宰「矢張り持つべきモノは優しい部下だね♪」
敦「そう思うんなら僕に悪戯を仕掛けるの止めて欲しいんてすけど」
太宰「やだ★」←
敦「矢っ張薬購うの止めます」
太宰「スミマセンでした」←
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アリサ(プロフ) - 引きこもりちゃんさん» や、優しさい…。最終回、特に時間とかかけずに書いたからオチが雑になッてると思うンだよね…。気にしなくていいッて云ッてもらえると凄く有難いです…by谷崎 (2022年1月17日 3時) (レス) id: 290399748d (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりちゃん - あ、新作の方見てきます (2022年1月17日 3時) (レス) @page30 id: 81a3cc2368 (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりちゃん - あと、雑?な終わり方とかは良く解りませんが、作者様が決めた事なら今までどうり幾らでも応援するので、気にしなくても大丈夫ですよ! (2022年1月17日 3時) (レス) @page30 id: 81a3cc2368 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 引きこもりちゃんさん» 読みますって云って呉れて嬉しい…!まあ、こんな時間に起きてても二度寝するから大丈夫← by鏡花 (2022年1月17日 3時) (レス) id: 290399748d (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりちゃん - 勿論新作も読みますッ!!!こんな時間に起きてて良いんです?明日は月曜日なのに。でもコメント欄でリアタイ会話とか初めてなので嬉しいですね.../// (2022年1月17日 3時) (レス) @page30 id: 81a3cc2368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリサ | 作者ホームページ:nhatev-hdfs risa1
作成日時:2022年1月5日 13時