【文スト】うきうきお悩み相談か〜〜〜〜〜〜〜〜〜い其の二

第四十六回目 ゲスト：中島敦 其の一 引きこもりちゃん様リク ページ13

鏡花「第四十六回うきうきお悩み相談会。司会は私、泉鏡花が務めさせて頂く。ゲストは敦」

敦「宜しくね！鏡花ちゃん」


今回は私達が暮らしてる自室で相談会をしてる

卓袱(ちゃぶ)台の上には

お茶の入ったコップが二つ置かれている

私は置かれているコップの一つを手に取り

お茶を飲む


鏡花「今回の悩みは何？」

敦「太宰さんって何時も包帯を腕とか、頸に巻いてるじゃん？」

鏡花「うん」

敦「其れで…太宰さんの包帯の下には何か秘密が有るんじゃないかなって考えてるんだよ」←

鏡花「う、うん？」


顎に右手を当て

右腕の肘を左手で覆い

真剣な目で私を見詰める敦

ひ

秘密が有る……？？

如何したらそんな考えになるんだろう…


敦「ほら、太宰さんって何かと謎に包まれてるし、包帯の下に何か秘密が隠れてても可笑しくないと思うんだ！」←

鏡花「！確かに…」←


太宰さんは自分のコトを全然語らないし

奇行によく走るし…←

確かに謎に包まれてる


敦「其れに此の前、温泉に行った時に太宰さん、包帯巻いた侭温泉に這入ってたから、何か隠してるんじゃないかなって思って」(公式ボイスドラマネタ)

鏡花「包帯を巻いた侭！？」

敦「うん。考え始めたら太宰さんの巻いてる包帯の下が気になり過ぎて昼間は眠れなくなっちゃって」←

鏡花「昼間は寝なくても躯に害は無いから安心していいと思う」

敦「其れで何か解決策って無いかな？」


解決策…

太宰さんの包帯の下を見る方法…

銭湯に一緒に行って

一緒に湯に浸かっても

包帯を巻いた侭入るだろうし

あ

そう云えば

俯いていた顔を上げ

真剣な眼差しを敦に向ける


鏡花「一週間前
人のことなど構うな！自分がしたいコトをするべきさ☆ って自称偉い人が云ってた←
私達も其の言葉に従って、太宰さんの気持ちなんて御構い無しに強行して包帯の下を見たらいいと思う」←

敦「台詞からも滲み出るウザさ…。其の自称偉い人ってAさんだよね？」←

鏡花「凄い。中ってる」

敦「毎日話してたら判るようになっちゃった」←

鏡花「此れが愛の力…」←

敦「否否！ま、毎日話してたから、何となく判っただけだから！！////」


顔を紅くして

ブンブンブン！と両手を振って

否定する敦

此れは図星の時の反応だ


鏡花「フゥン。まあいい。解決策を今から詳しく説明する」

敦「わ、判った。(其の解決策ってAさんの云ってたコトにインスピレーション受けてるんだよね…厭な予感しかしない…)」

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