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とにかく２人のことを隠れて見ていた。
切島くんと上鳴くんはいつも楽しそうに話している。笑いながら冗談を言い合ったりしているのをよく見る。
けれど、目の前の2人は全然違った。
2人の間の雰囲気は見ているだけで伝わってきた。
何を話しているのかは分からないけれど、緊張感みたいなものがある張り詰めた空気だった。
…でも、これを見ても何も変わらない。私はこれから切島くんとデートをする。ただそれだけ。
けれど、色々な感情が頭を駆け巡る。
きょうかの告白、
二人の話、
上鳴くんが言いたかったこと、
私の、気持ち…。
考えれば考えるほど、分からなくなっていく。
もうやめよう、たぶん答えは出ない。
女子トイレに駆け込んでメイクを済ませた。
波風程ではないが、うまく出来た気がする。
さっきの所には、もう誰もいなかった。
「そ、そそそそ操希さん！」
後ろを向くと、切島くんが恥ずかし気に頭をかいた。
「すっごい噛んだね。」
笑いながら返すと、切島くんも笑った。
「操希さんもヒーロー基礎学の時めっちゃ噛んでたじゃんか！」
「あれはしょうがないんです！」
ただ、こういう何気ない会話を出来るような人が欲しかった。
「あ、カバンとってきていいかな？」
「あ、おう！んじゃあ、門のとこで待っとくわ！」
「うん！ありがとう！」
教室に戻るまでの足取りは軽い。
「ふんふふんふふーん♪」
久しぶりにスキップなんてした。
これからが楽しみで仕方ない。
教室の前に来ると何か声が聞こえてきた。
自分のクラスからのようだ。
「＿＿＿さ、」
遠くからだとうまく聞き取れない。
少しずつ距離が近づくと、声はどんどん鮮明になっていった。
…あぁ。
この声は、
「うち、…っ、｣
──この先の言葉を聞けば、楽になれる？──
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sugar(プロフ) - ??さん» 返信遅くなり、すみません。これからもゆっくり更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年12月26日 23時) (
レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - おかえりなさい。っていう感じなんですけど……このあとの続きがすごくすごく気になって……叫んでしまいました。 (2018年12月8日 21時) (レス) id: a9cef415df (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - きゃーーーーおかえりなすわぁーーーい！！ (2018年12月8日 19時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - 梅姫美さん» こんにちは、更新停止していてすみませんでした。これから更新緩く始めていきますのでよろしくお願いします。 (2018年12月5日 20時) (レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - あれ、もしかしてもう書かない感じ？？ショック。(￣◇￣;) (2018年6月26日 8時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sugar | 作成日時：2017年8月23日 23時
