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｢＿＿＿ごめん、やっぱりなんでもない。」
「え？なんだよー急に残っとけとか言われたから俺なんかやらかしたかと思ったわ。」
「ご、ごめんごめん！うちが悪かった！なんか奢るから。」
「んじゃあ明日リンゴジュースお願いしまーす。」
「はいはい、了解。」
きょうかと上鳴くん。
急いで隠れた。今日は隠れてばっかりだ。
ドアが開いて、２人が出ていく。姿が見えなくなってから、私はカバンをとって、急いで門に向かう。
「＿＿＿っ。」
やっぱり、捨てきれないのか。
きょうかが何言おうとしたか、そんなのもう分かっている。
嫌だと、
思ってしまった。
こんな奴がきょうかの友達でいていいものか。
なんで、？
私は、こんなにも、愚かなんだろう。
なんで、なんで。
答えはもう、分かってしまった。
わかりたくなかった。
「馬鹿だ、私…。」
切島くんのことは好き、でも、
それ以上に上鳴君のことが頭を支配する。
こんなの最低だ。ただの嫌な女だ。
走って門の方へ行くと、切島くんが手を振ってくれた。
「なんか、待ち合わせしてるカップルみたいだな！…ってちょっと調子乗っちまった、ごめ＿＿＿」
「＿＿＿っ…！」
「操希さん…？どうした！？大丈夫か！？」
なんでこんなにも優しんだろう。私にはもったいなさ過ぎる。
「＿＿＿っ、ごめんなさい！ほんとにごめんなさい！」
「…ど、どうした？」
切島くんは少し屈んで私を見つめた。
「ごめんなさい、切島くん。私、切島くんを勝手に利用してた。」
せき止められていた想いが雪崩のように溢れて止まらない。
「私っ…上鳴くんへの想いを消すために、切島くん好きになろうとしてた…っ。」
切島くんが唇を噛む。
「でも、ダメだった…っ。切島くんすっご良い人なのに上鳴くんのこと忘れられなかった…っ。」
雫が勝手に溢れてくる。
なんで泣いてるんだろう。私が悪いのに。
切島くんはストンとしゃがんで、私を見上げて言った。
「操希さん、俺さ、操希さんのこと好きなんだ。」
──せめて、伝えるだけでも──
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sugar(プロフ) - ??さん» 返信遅くなり、すみません。これからもゆっくり更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年12月26日 23時) (
レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - おかえりなさい。っていう感じなんですけど……このあとの続きがすごくすごく気になって……叫んでしまいました。 (2018年12月8日 21時) (レス) id: a9cef415df (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - きゃーーーーおかえりなすわぁーーーい！！ (2018年12月8日 19時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - 梅姫美さん» こんにちは、更新停止していてすみませんでした。これから更新緩く始めていきますのでよろしくお願いします。 (2018年12月5日 20時) (レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - あれ、もしかしてもう書かない感じ？？ショック。(￣◇￣;) (2018年6月26日 8時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sugar | 作成日時：2017年8月23日 23時
