私。【ヒロアカ】 (ページ23)

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二十二話ページ23

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マ「私有地につき”個性”の使用は自由だよ！！今から3時間！自分の足で施設までおいでませ！」

『何…ここ』

マ「この…”魔獣の森”を抜けて！！」

あたりには木…木…木…

峰「耐えた…オイラ耐えたぞ…」

峰田くんが森の影へと走る

だけど…

上・瀬「「マジュウだーー！！？」」

魔獣が出てきて峰田くんは漏らした

口「静まりなさい獣よ！下がるのです！」

口田が個性を使って獣を大人しくさせようとするけど意味無し

その時、魔獣の一部がボロッと崩れた

『そうか…』

おそらく、この魔獣は土で出来ている

そして、これから先に出てくる魔獣を土だろう

それなら簡単だ

『…触ればいいだけ』

左で触る

強度の強くない土の魔獣は一瞬で壊れる

暫く壊しながら進んでいると急に沢山の量の魔獣が湧いて出てきた

今までとは比にならないぐらい

あまりやりたくなかったけど…

『皆！！私の後ろに移動して！！』

これは皆を巻き添えにするかもだから後ろに来てもらう

両手を地面につき、まず左に力を込め広範囲で地面に日々を入れて崩して壊す

それでも壊れなかった魔獣は右で地面に大きな棘を造って突き刺して壊す

上「すげぇ！！一瞬であんだけの魔獣が…！」

緑「破造さんの個性は広範囲攻撃も可能になるのか…物を造るだけじゃなく壊すことも…この個性は破造さんの応用次第でｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ………」

『先に進もう』

爆「仕切ってんじゃねぇヘラヘラ女…！！！」

それからもずっと魔獣を倒しながら宿舎目指して進む

私の計算では、キャパは超えない筈だった
さっきの広範囲も力を半分に抑えてやってたし、個々の攻撃も力は半分以下に抑えてた

だけど、個性を使っていくにつれ酷くなっていく頭痛と目眩

なんで…？
個性が制御出来なかった…？

でも小さな頃から訓練してきたからそれに関しては絶対にない筈

…もしかしたら、自分の体調が個性のキャパに影響している？
もし仮にそうだとしたら今日は確かに身体が怠かったし過度な寝不足だった

考えている時もガンガン痛む頭とグラグラ揺れる視界
身体はフワフワ浮いてるような、ぐるぐる回ってるような

『……っ』

頑張って立ってたが立つこともできなくなった

麗「Aちゃん！！？大丈夫！？」

『…ごめっ…大丈夫……』

最悪だ

キャパなんかで動けなくなるなんて

自分に反吐が出そう

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