私。【ヒロアカ】 (ページ22)

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二十一話ページ22

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―――「……い……ろ……お……」

遠くの方から音が、聞こえる……

相「着いたぞ、起きろ」

『ッ！！』

頭の上から降ってくる声

峰「おしっこ…おしっこ…」

どうやら、私は先生にもたれ掛かって寝てたらしい

『…すいません』

相「俺は気にしてねぇ」

少し怠さがなくなった身体でバスを降りる

その時、少しふらついたのは内緒にしておこう

…それより、降りた場所はパーキングエリアでもなんでも無いところ

あたりには森しかない

峰「おしっこ…おしっこ……」

『…Ｂ組がいない…』

相「何の目的もなくでは意味が薄いからな」

峰「トトト…トイレは……」

峰田くんはトイレを我慢している模様

？「よーうイレイザー！」

相「ご無沙汰してます」

「煌めく眼でロックオン！」

「キュートにキャットにスティンガー！」

「「ワイルドワイルド・プッシーキャッツ！！」」

『確か…マンダレイと、ピクシーボブ…』

相「今回お世話になるプロヒーロー、”プッシーキャッツ”の皆さんだ」

緑「連名事務所を構える４名一チームのヒーロー集団！山岳救助等を得意とするベテランチームだよ！キャリアは今年でもう１２年にもなる……」

ピ「心は１８！！」

年齢気にしてるのかな…？

それから、マンダレイから宿舎の場所を教えられた

どうやら、目の前に広がる森一体はプッシーキャッツの所有帯らしく、宿舎はこの山を超えた麓にあるらしい

まさか…

『…やば』

マ「今はAM9:30。早ければぁ…12時前後かしらん」

皆も異変に気が付き始めたらしい

切「ダメだ…オイ…」

芦「戻ろう！」

切「バスに戻れ！早く！」

切島の声によって皆が必死の形相でバスに走る

マ「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」

『何突っ立ってんの！！』

ボーッと突っ立ってる緑谷の腕を引く

が…

相「悪いね諸君…合宿はもう始まってる」

その声とほぼ同時に空中へと放り出された

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