第十七声※6/21一部変更 ページ19
[Aside]
勝己に言われた言葉
『…約束、覚えてたんだね
忘れてるかと、思ってたよ
……私も忘れたわけではないけど』
「……じゃあ、なんでだ」
あぁ、そんな悲しそうな顔…しないでよ
私は……
2人を危険から遠ざけるため、だったんだ
「…あまり言いたくないけど
やっぱり、あの事件と関係あるの…?」
事件…ね
『……ははっ、それも覚えて…るか、普通
あんなの見たら誰でも脳に焼き付いちゃうもんね…』
「デク、てめェ余計な事言ってんじゃねえ!!」
「ひっ、ご、ごめん!」
…出久が言った"事件"
嫌でも忘れられない……過去の私の過ち
『気にしないで、あれは私が悪かったもの』
「んな、てめェ自身のせいじゃねえだろ! あれは…っ!」
『…お母さんの事は悪く言わないで』
「…っ!」
『……私があれからどこに行ったか、ていう質問だったね
親の急な転勤でさ、2人に伝えることができなかったんだ
ごめんね、何も言わなかった事については申し訳ないと思ってる
……これで答えになってるかな?』
……なーんて、
ウソだよ
…ホントの事なんて、誰にも…言っちゃいけないんだ
ごめんね
「…そうかよ」
「そう、だったんだね! よかった、それなら」
『うん…
2人は、さ』
「うん?」
「ンだよ」
『…高校、雄英?』
…ヒーロー志望の人は、ほとんどが雄英みたいだし
「…ったりめーだ」
「僕も…一応…」
「あ"ぁ"!? デク、てめェまだ言ってんのか!!」
「ひぃっ…!」
『…喧嘩はなしー
そっか、2人とも雄英なんだね
私も、雄英だよ』
「Aちゃんも…!」
「だろうと思った」
『…こっちに戻ってきてさ
2人に会うには、雄英かなーって』
そう、思ったんだ
これはホント
…他にも目的はあるけど、ね
「フンッ、せいぜい落ちんじゃねえぞ」
『勝己こそ、出久も頑張ってね、応援してる』
「うん!ありがとう!!」
「なっ、テメェなんでデクの応援なんか…!」
『勝己もちゃんと応援してるよーって
そろそろ時間だ』
「話はまだ終わってｎ…!」
『また、試験日に ね』
…そろそろ帰らないと
死柄木さんに怒られちゃうや
私は背中に視線を感じながらも、
急いでその場を去った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きのこ - 原作真似し過ぎでは……… (2018年11月23日 20時) (
レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
鬼城 稟(プロフ) - キノさん» ありがとぉぉぉおお今から続編作ってきます() 願うは殿堂入り…|ω`)ﾁﾗｯ (2016年7月1日 20時) (レス) id: 5a85a3a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
キノ(プロフ) - おもしろい！(*´ω`*)がんばってね！絵頑張ります(白目) (2016年6月21日 20時) (レス) id: 8f2bb47a21 (このIDを非表示/違反報告)
鬼城 稟(プロフ) - キノさん» コメありっとぉぉおお! 頑張る((((;´･ω･`))) (2016年6月19日 15時) (レス) id: 5a85a3a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
キノ(プロフ) - 更新楽しみにしてるよ！wがんばれ！ヽ(^ω^＼)( /^ω^)ﾉ (2016年6月19日 10時) (レス) id: 8f2bb47a21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
