三話 ページ5
『じろちゃあああん‼‼お前も来てたのかよ〜‼めっちゃ嬉しいわ〜‼ところでなんか食い物持ってねぇ？』
jr「持ってねぇよ。お前はいつも通りお気楽だな。」
呆れ顔で言うコイツは俺のクラスメイトで家も隣の二郎。コイツの作るハンバーグがマジで美味ぇのよ。
『お気楽なんかじゃねぇよぉ、飯が無くなる＝死だろ⁉緊急事態じゃねぇかよ。』
てか腹減る事自体が俺にとって死以上の苦痛なんすけど。
jk「大丈夫、人間は飲まず食わずでも数日は生きられるよ。」
そう言った髪の長いおっさんは寂雷先生、医者らしい。すげぇ、給料高ぇんだろなぁ。
rm「えー？でも老いぼれのジジイはすぐ死んじゃうんじゃない？」
そう言いながら寂雷先生を笑顔で睨みつけているのは乱数、先程飴をくれた天使、だけど今はちょっと怖え。
ss「老いぼれやったらうちも負けてへんで‼せやろ零。」
変な所で張り合う関西弁のこの方は簓さん、芸人らしい。だからどっかで見た事あったのか、サイン貰っとこっかなぁ。
rei rsy「「 そこ張り合うとこじゃない」」rei「だろ。」rsy「やろ。」
そう同時にツッコミを入れたのが零さんと盧笙先生。
零さんの方は職業聞いたら真顔で「詐欺師。」って言われたんで関わらない様に頑張ろうと思う。
盧笙先生の方は学校の先生らしい、こんなイケメンの先生うちの学校にも欲しいわ。
ku「年じゃあ劣るがジジ臭さだったら拙僧らのところも負けてねぇぜ‼なぁ獄‼」
更に張り合う赤髪の低身長は空却、一応僧侶らしい。マジか。どうでも良いけど君の服お洒落ね。好きよ俺。
hty「あんだとてめぇ？」
そう言って空却を睨んでいるのは獄さん、弁護士らしい。弁護士の仕事とかほぼほぼ知らねぇけど、給料高ぇんだろなぁ(2回目)。
js「うぅ、獄さぁん、自分のアマンダ知らないっすかぁ…？」
獄さんの後ろで縮こまってんのは十四、ヴィジュアル系ミュージシャンらしい。何だそれ。あと何かさっき話しかけたら俺とは違う言語で返された。
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作成日時：2020年2月18日 15時
