軍パロの主役は我々だ!! (ページ3)

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一話ページ3

目が覚めるとそこは森だった。視界は一面緑、木の葉の隙間から差す光がきらきらと輝いている。

んー？あっれぇ、俺何してたんだっけ？

俺は記憶を辿りながらぶらぶらと森の中を歩く。

えーと、確か俺学校からの帰りの電車で眠っちまって…

あ″ー、確かそれでよくわかんねぇとこで目が覚めて取り敢えず眠かったから近くの公園のベンチで寝てたんだっけなぁ。

ん？じゃあ何で俺今森に居んだよ？
いや知らねぇよ。

てかめためた腹減ったんすけど(泣)
昼飯から何も食ってねぇよぉ。

そんな事を考えていると、ふと前方から人の気配がした。

？「マジで何処なんだよ此処…」

？「あ？んな事俺様が知る訳ねぇだろが。」

？「ふむ、如何やら小官が住んでいる森でもなさそうだ。」

聞こえるのは男3人の声。

おっ、おっ、おっ、誰かいんのか⁉おっしゃあ飯くれぇーーーー‼‼

俺は歓喜のあまり声が聞こえる方向に突進した。

『ちすちす‼とりま何でも良いんで食い物下さいお願いしmあだぁ‼?』

前方の草むらに飛び込んだ瞬間、俺は何かに思い切りぶつかりそのまま落下した。

？「うわぁ‼あ、え、貴方何ですか⁉」

？「驚いた、小官ら以外にも人が居たとはな。」

顔を上げるとそこには、クソ格好良いおっさn(殴)お兄さんが2人居た。

1人は眼鏡をかけスーツに身を包んでおり、もう1人は軍服姿であった。

『初めましてこんにちは、俺稲荷 Aって言いまっす‼うんわぁおっさん方めっちゃイケメンすねぇ。特に眼鏡の貴方、俺の好みに真上から時速百キロで突き刺さりました、って事で結婚しましょう。』

？「え、え？本当に何なんですか貴方。」

？「お初お目にかかる、小官は毒島メイソン理鶯だ。貴殿の好みとやらに突き刺さったこのジェントルマンは銃兎だ。」

jt「ちょっと理鶯⁉」

rio「如何した銃兎、自らの名を名乗る事は大切だろう。」

jt「え、えぇまぁそうですが…？」

ほうほう、軍服のイケメンは理鶯さん、眼鏡のイケメンは銃兎さんな。あ？てかこの人達3人で話してなかったっけ？

そう思った瞬間、俺の下の異様に柔らかい地面が勢い良く飛び上がり俺は吹っ飛んだ。