人生は悪魔と共に……

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個性が発現したとき。

恐らく三歳ごろ、皆の個性が発現したときはどんな気持ちだった？

例えば体が固くなったとき。

例えば何かを創れるようになったとき。

例えば動物と話せるようになったとき。

どんな気持ちだった？

驚いたり、喜んだり、失望したり。

色々あったと思う。

だけど、私みたいな気持ちを抱いた子は少ないんじゃないだろうか？

私の個性が発現したとき、突如として青白い光が瞬いて。

そして、いつの間にか周りにいた7人の大人がこういったのだ。

初めまして、ゲートさん。

声をそろえて、足並みそろえて、私に跪いた。

え？ちょ、ま。

不審者がいる！

それが、私が初めて抱いた個性に対する感情だ。

感情であり、感想だ。

そしてその7人の大人たちは、幼い私の。

傍にいるようになった。

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悪魔の設定は『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』を参考にしております。
そこんとこよろしく！執筆状態：更新停止中