同居人はＪ。 (ページ18)

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待ち遠しいページ18

潤side

・

俺は…何してんだ？

結局、これって…告白だよな？

つーか、Aに言わせるようにしてる俺って…一体。

「…で、でも…Ｊのタイプって、一緒にいて価値観が同じだったり…趣味が合う人がいいんじゃないの？」

さすが、アラシックだな。

って、どーして価値観が同じとか…趣味が合う人がいいって…知ってるんだ？

そんなの雑誌のインタビューでしか話さないはず…

「雑誌ね？買うのは邪魔者になるし、嵐の所だけ切り抜いてもらったのを読んでたの。

それに、これ…嵐を深く知れる本」

嵐の深いい話って、マジかよ…

「あ、話戻すね？
私…Ｊのこと、本当のこと言うとあんまり好きじゃなかったの。ごめんね？」

マジかー

「でもね？こうやって、Ｊと出会えて…
彼氏に？いや、元彼か…元彼に啖呵切ってくれてすっごく嬉しかった。ありがと…」

「いえいえ」

「それで、思ったの。
見た目怖くてドＳチックな俺様Ｊだけど…、中身はすっごく優しくて温かい人なんだなって思ったの」

それ、よく言われるんだよねー。

「つまり、私が言いたいのは…
私…Ｊのこと、もっと知りたいの。好きに…なれるかは分からないけど…それでも、いい？」

その答え、いいねぇ。

「もちろん、俺のこと好きになる日を楽しみにしてるからな？」

「うん…って、ヤバい…今日他の収録があるの。Ｊは…？」

「俺は…ドラマの撮影だ‼一緒に行こ？」

「うん」

Aが俺のことを好きになれる日は…いつなんだろ？

待ち遠しいな。