同居人はＪ。 (ページ13)

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感謝ページ13

潤side

・

スタジオに入ると、Aは立ったまんま何してんだ？

Aの頭をポンッとして、名前言う前に塞いどいた。

相葉さんよりも俺の方が頼りになるしな？なんて、呟きながら彼氏のもとに行く。

「君さ、大橋Aと付き合ってるんだろ？」

「そーなんすよ…って、えぇ⁉」

「Aと付き合ってるのって、金目当てなんだろ？金に執着心ある男、あいつ嫌いだと思うなぁ？

それに、金にこだわり過ぎて…愛すること忘れてんじゃねーの？じゃ、後は自分の胸に手を当ててどーすればいいか考えろ」

・

ちょっと、危険過ぎたかな？

ま、キツめに言わないと自分の気持ちに気付かない人もいるし…これで良かったんだと思う。

「もう少しの辛抱だ…今夜飲むぞ？」

「…うん」

スタジオを出ると…

「何してんの？」

ガシッ

「相葉さんから聞いても分かりにくいので、ぜーんぶ何もかも吐いて下さいね？」

何だ、このキラキラ笑顔の相葉さんは？

つーか、出来ねぇウインクすんじゃねぇよ‼

「じゃ、楽屋で話すから…行くぞ？」

「ごめんね、潤くん‼」

「バカッ」

「てへぺろ♪」

でも、Aのことを知れたのは相葉さんだから何も言えない。

むしろ、感謝しなきゃいけない。

「ありがとな？」

「今なんて言った？」

聞いてなかったんかい。

「別に？」

「素直じゃないなぁー？」

おめぇに言われたくねーし。