28話 ページ29
Aside
「ふんふんふーん♪」
そろそろお腹も大きくなってきて、仕事を休んで家に居る私は、もうそろそろ帰ってくるはずの孝支の夜ご飯を作っていた。
菅原「ただいまー」
「おかえり〜」
菅原「お、いい匂い〜。何作ってんの?」
「んふ、今日はビーフシチューだよ〜」
「うまそうだなぁ」そんなことを言いながら、私の後ろからギュウと抱き着いてきた。
菅原「お腹大きくなってきたなぁ」
「うん、」
菅原「ふふ、どんな子が生まれるかな〜?」
そう言って私のお腹を撫でる孝支。
でも火を使ってるところで危ないから取り敢えず離れてもらって、作り終わったビーフシチューを机に置いた。
「はい、どうぞ」
菅原「いただきます、」
そう言ってパクッと一口食べると、ぱあっと可愛い笑顔。
そんな顔が可愛くて、愛おしくて、私も思わず笑みを溢した。
「ふふ、おいしい?」
菅原「おう!」
「んふふ…可愛い、」
そう言って孝支の頭を撫でたら、孝支はムゥと膨れた。
菅原「Aの方が可愛いし、」
不満そうにジトッと私を見つめてそう言われ、やっぱり思わず笑ってしまった。
(ふふ、かぁわいい〜)
菅原(男なのに可愛いは嬉しくない……Aが笑顔なのは嬉しいけど、)
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スガ - 不登校女子☆さん» 不定期過ぎる更新にも関わらずそう言っていただけて感激です!!きちんと更新していけるように頑張りますので、よろしくお願いします! (2021年4月12日 19時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
不登校女子☆ - 最高です!!!これからも、頑張ってください!!マジで、好き。 (2021年4月10日 19時) (レス) id: 67e9a9c4e5 (このIDを非表示/違反報告)
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