好きっs((ぇ、何って??【黄瀬涼太】

わん×11【黄瀬side】 ページ14

〜放課後〜


今日もAっちと一緒に帰ろうと思って教室に行く。すると桃井っちとAっちが喋っている。

流石にあそこに入るほど俺は勇者じゃないから話し終わるまで教室のドアのとろで待っている事にした。


黄「 ...話し声丸聞こえなんスけどw」


すると二人の会話は好きな子の話になったらしい。桃井っちナイスっ←


だが、数秒後自分がここにいたことを公開することになる。


桃「嘘だーっ!!あ、きーちゃんでしょ〜?ス・キ・ナ・ヒ・ ト!

貴「ち、違うからっ!涼太なんて眼中にないよ!!論外だか らっ!」


そんな会話が聞こえてきた。


黄「...っ!!」


俺は何も考えられなくなって。早くここから逃げたくて。何も考えたくなくて。


ダッ


ここから逃げ出した。


黄「この気持ちには気づいちゃいけなかったんスね....。こんな事なら恋なんて知らなけりゃよかったッス...」


知らないうちに流れ出した涙は止まることを知らないようで、、、大量の涙が止めど無く頬を伝う。


その日俺は涙が枯れてしまうんじゃないかというほど泣き続けた。


黄「いっそこの気持ちも涙と一緒に流されて消えてなくなっちゃえばいいのに....。」


俺はその日、初めて失恋の辛さを知った。


初恋は叶わないもの。なんて聞いたことあったけど嘘じゃなかったんスね...

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ばいばい。俺の初恋。


それでも俺は君のことが....。


黄「好きなんスよ....」


諦めが悪くてごめん。もう迷惑はかけないから....


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君を思い続けることを許してください...。

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