彼女に浮気され別れたらイケメンにモテました (ページ1)

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翌日

今日は朝から昨日のことで頭がいっぱいだった。

侑『ねいきなんか今日ずっとぼーっとしとるな』

『え、そう？』

侑『そんなに俺とのデートが楽しみなんか？』

『ん？うん』

俺は特に侑の話を聞かずに返事をしていた。

侑『え、、、』

練習終わり

侑『じゃあ準備できたら駅前集合な！』

『わかった』

家に着き準備をするが頭の中は昨日のキスと最後という言葉でいっぱいだった。

(最後、、、そうか、そうだよね、、もし付き合えなかったら友達じゃなくなるのか、、、)

ピンポーン

準備が一通り終わった頃インターホンがなった。

(侑、、は駅集合だし誰だろう)

ドアを開けると侑がいた。

侑『その、、できるだけ一緒にいたくて、、、来てもうた』

『ふっ笑、俺も今準備できたとこ。じゃあ行こう』

侑『おん』

着いた場所は遊園地だった。

侑『あれ乗ろ！』

『う、うん』

侑が指さしたのはジェットコースターだった。
俺は侑に手を引かれジェットコースターへ向かった。
順番待ちの間俺らはたわいもない話をしていた。

侑『ほんでなその時サムが』

『うん』

侑『なんか、元気ないな。体調悪いん？』

『え、元気だよ？』

侑『ならええんやけど』

俺は未だに昨日のことを考えていた。

(ダメだ、今は侑といるんだから)

俺らの順番が来てジェットコースターに乗った

『ギャアアアアアア』

侑『アハハハハ』

乗り終わると足がガクガクだった。

侑『すんごい叫んでたな』

『だってあんな急降下』

乗り終わってからは治との事を忘れて遊園地を楽しめた。

『そんなに言うなら次はお化け屋敷行こ』

侑『え、、』

『何？怖いの？』

侑『はん！怖くなんかない！上等や！』

お化け屋敷前に着くと侑がピタッと俺にくっついてきた。

侑『な、なぁやっぱやめへん？』

『やっぱ怖いんだ』

侑『ぜ、全然怖くなんかない！』

『じゃあ行こっか』

中は薄暗くて結構本格的で、ちょっとだけ怖かった。だが

侑『け、結構くらいな。ねいき、俺から離れたらアカンからな』

俺の腕に引っついてる侑を見ると冷静になって怖さも吹っ飛んだ。

『侑、歩きにくいんだけど』

侑『気のせいや、俺は普通に歩きやすいで』

結局最後まで侑は俺に引っ付いたままゴールした。

侑『まぁまぁやったな！』

『よく言うよ』