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# ページ39

廉side









玄樹が話してくれた。






　

こんなん聞いたらもっと守りたくなるやん。
　




　


でも、Aはそうはさせてくれへん。









こっちが守りたくても、強がるから。









Aは紫耀にも甘えないらしい。









A「玄樹くんごめんね…？廉もありがとう。もう大丈夫。」









そう言いながら玄樹の隣にピタッとくっついて座るA。









紫耀はその様子をみて俺の隣に座ってきた。









玄樹「怖くなったら言ってね…？」




A「うん。」




紫耀「…ねぇ…あれ、渡す…？」









Aに聞こえないような声で耳打ちしてくる。









「せやな。」









俺がそう答えると持ってきた紙袋を取りに行った。

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作者名：Hirose | 作成日時：2019年10月22日 21時

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